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自転車で出発、JR飯山線のサイクルトレインで戻る日帰り旅行プラン。e-bikeレンタルも

JR飯山線初のサイクルトレイン

新幹線駅直結のアウトドア情報案内施設「信越自然郷アクティビティセンター」は、飯山駅を自転車で出発し、 帰りは自転車と一緒にJR飯山線に乗って戻ってくる日帰り旅行プラン「GO!GO!千曲川 飯山線サイクルトレインプラン」を販売している。期間は2023年9月1日から11月5日まで。

JR飯山線の定期列車では初となるサイクルトレインを活用する。JR飯山駅をベースにのどかな田園風景の中を走り、地元の人や鉄道ファンに愛されるフォトジェニックでノスタルジックなローカル列車「飯山線」に自転車をそのまま車内に持ち込め、旬のグルメを味わえるグルメクーポンが1,000円分ついてくるサイクリングプラン。

北陸新幹線で東京駅から最短1時間38分。野沢温泉や斑尾高原、妙高高原、志賀高原などのスキーエリアとして知られている「信越自然郷(しんえつしぜんきょう)」は、長野県北部と新潟県にまたがる豪雪地帯。秋の訪れは周辺よりも早く山々で色とりどりの紅葉が楽しめる
JR飯山駅をベースにサイクリングを楽しむ
帰りは車内にそのまま自転車を持ち込める

愛車を持ち込む「マイチャリプラン」は1,500円。e-bikeのレンタサイクルプランは平日2,500円、土・日・祝日は3,000円で、保険料・修理保証料・ヘルメット代が含まれる。両プランとも1,000円分のグルメクーポン(提携店一覧)、飯山線サイクルトレイン用ゼッケン(要返却)が付いてくる。なお、サイクルトレインは別途乗車券が必要で、ゼッケンがないと乗車できない。

e-bikeのレンタサイクルプランも用意されている
利用方法。公式Webサイトでオンライン予約→信越自然郷アクティビティセンターで受付→レンタサイクルまたは持ち込み自転車にゼッケンを付けて出発→対象列車で自転車と一緒に戻ってくる。信越自然郷アクティビティセンターにゼッケンを返却

また、飯山線サイクルトレインを存分に楽しめる6つの秋のサイクリングコースも用意されており、詳細は公式Webサイトで確認できる。

初心者や家族連れも安心!ファミリーコース(初級★)
安全な千曲川堤防沿いの道を通り、道の駅花の駅千曲川の「Cafe里わ」で地元食材を使ったランチをとるルート。帰りは信濃平駅から飯山線で戻ってくるルートです。自分で自転車に乗れる子供連れのファミリーも、ほとんどのルートで道幅が広く車道と分離している道を通って楽しむことが可能なので安心だという
ランチイメージ
美味しいもの巡り!グルメライドコース(初級★)
コース沿いにあるカフェや和菓子屋に立ち寄りながら飯山の名店「ペンティクトン」のカレーを食し、飯山線で戻ってくるグルメライドコース。サイクリング自体も安全な堤防沿いを走るので、初心者でも安心。帰りは戸狩野沢温泉駅から飯山線に乗って帰ってくることができるので、ほどよいエクササイズ感だという
ランチイメージ
決定版!撮り鉄コース(中級★★)
飯山駅~森宮野原駅の撮り鉄フォトスポットを網羅。田んぼ道を抜けたり、裏道を通ったり、自転車でしか行けないような場所へ。飯山線を愛するローカルサイクリストが教える秘密のルートだとしている
この近さで撮影できるのは自転車の機動力ならでは。グラベル(未舗装路)を走るため、バイク選びは相談してほしい

利用区間は森宮野原駅~飯山駅。乗車可能駅は森宮野原駅、横倉駅、平滝駅、信濃白鳥駅、西大滝駅、桑名川駅、上桑名川駅、上境駅、戸狩野沢温泉駅、信濃平駅、北飯山駅。降車可能駅は戸狩野沢温泉駅、飯山駅。

時刻表