特別企画
2012年の家電を総おさらい――戸井田園子さんと神原サリーさんの特別対談 後編
~空気清浄機や炊飯器の選び方のポイント
(2012/12/26 00:00)
今回は年末特別企画と称して、家電コーディネーターの戸井田園子さんと、家電コンシェルジュの神原サリーさんに2012年の新製品に関して色々とお話を伺ってきた。お2人とも、家電製品の発表会にはほぼ全て出席されているほか、実際に製品に触れる機会も多い、まさに「家電のプロ」と言える方だ。昨日掲載した前編では、冷蔵庫やエアコンなどについて取り上げた。
後編となる今回は、昨年話題になった扇風機から、選ぶのが難しい空気清浄機、さらにスマート家電についても教えていただいた。
扇風機:静かで性能が良いのは当たり前。今年は充電機能でプラスα
――去年は、東日本大震災の影響もあって、扇風機が大人気でした。これまでになかった高級モデルが注目されましたけど、2012年は何か面白い扇風機ってありました?
戸井田:今年新しかったといえばコードレスで使える充電機能かな。東芝の「SIENT+(サイエントプラス) F-DLP300」とバルミューダの「GreenFan mini」ですか。
――ただ、扇風機の充電機能って日常的に使う機能ではないですよね。何かあったときに役立つといういわばおまけ的な要素がある気もします。
戸井田:それを考えるとやっぱり小さくて軽いGreenFan miniの方が勝ちかな。ただ、サイエントプラスに搭載されている夜間電力で充電して昼に使うっていう「ピークカット機能」も電気を使っているという罪悪感なしで使うにはいいのかなと思います。
神原:でもサイエントプラスの本体重量7kgはさすがにちょっと重過ぎる気がします。本体を安定させるために、土台部分を重くしたっていう理屈は分かるけど、女性1人で移動させるのは、かなり大変ですよ。
戸井田:その点、GreenFan miniは優秀でしたね。
神原:あれは、小さいから持ち運びできるし、充電してコードレスで使えるっていう機能が活用できますよね。屋外だけに限らず、室内でもキッチン、洗面所、寝室どこにでも移動して使っていました。
空気清浄機編:東芝とバルミューダが頑張った!
――2012年の空気清浄機はどうでしたか。
神原:今年は東芝とバルミューダの2社かな。見た目は全然違うのに、コンセプトが似ている。いわゆる、シャープ、パナソニック、ダイキンの大手三社にはない独自の路線で頑張っているので、応援したくなる。
戸井田:いみじくも扇風機と同じ東芝とバルミューダの2社になってしまいましたね(笑)
神原:まぁでもファンにこだわるという意味では一緒ですからね。
――お2人が東芝の空気清浄機「uLos(ウルオス) CAF-KP40X」をそこまで評価している理由はどこにあるんですか?
神原:まず1つは、ファンがちゃんと洗えること。実はこれまでの空気清浄機って、フィルターは手入れできるけど、中のファンってお手入れどころが取り出すこともできなかった。でも、ファンにも当然ホコリは溜まるわけで、そのファンを回してホコリを周りに散らかしているのはどうなのかって話しなんですよね。
戸井田:あとは、ファンの改良も大きい。従来のシロッコファンだと、吸引と送風のバランスは良いけど、どっちも中途半端になってしまっていたんです。東芝は、そこをうまく落とし込んで、空気を思いっきり吸い込み、ファンの外周から吹き出す「ターボブロアファン」にしたんですよね。それで、吸い込み口がぐるりと360度あって、出すのも360度から出すんです。
――じゃあ、円形の形っていうのは、単なるデザインって訳じゃなくて、ちゃんと理にかなったものなんですね。
神原:あとは、なんと言っても大きさですよね。家電量販店の売り場に行くと分かるけど、今の空気清浄機って加湿機能が搭載されているのがスタンダードってこともあって、本当に大きい。それが、東芝のウルオスでは、あのサイズまで小さくしているんですもんね。バルミューダのジェットクリーンも東芝のウルオスも、今、自宅にありますが、普段空気清浄機なんて要らないって言ってる夫があの2つはいいかもって気に入っていますよ。
戸井田:従来の空気清浄機では、室内の空気を循環させるという意味で、吸い込む力も出す力も強力にしていたんですけど、東芝では、それによってホコリが逆に多く舞ってしまっているというスタンス。柔らかい空気で吸うというのも、特徴の1つなんですけど、それがどこまで有効なのかというのを証明して欲しいです。
神原:これまでの空気清浄機は、空気を強く吐き出すことで、室内に対流を起こして、空気を吸い込むための補助的な役割も果たしていたんですが、東芝では、室内に気流を起こさずに、効果的な吸引ができるって言ってるんですよね。その吸引力の実証をきちんとわかるようにしてくれるといいなと思います。本当にちゃんと吸っている? ということの証明を。
――バルミューダの「JetClean(ジェットクリーン) EJT-1000-WK」はどうですか?
戸井田:さっき空気清浄機のファンの話をしましたが、バルミューダのジェットクリーンは、プロペラファンとターボファンを両方とも搭載しているんです。
神原:だから、バルミューダのジェットクリーンはすごく理にかなっている。でも、風量が大きくて、冬だと少し寒かったり、運転音が大きかったりという弱点はありますね。
戸井田:その分、確実に吸っている感じはします。
――私は空気清浄機は24時間365日つけっぱなしで使うものだと思っているので、存在感があるものよりは、ないものの方に惹かれます。東芝のウルオスもバルミューダのジェットクリーンもサイズやデザインが良いですよね。
戸井田:東芝のウルオスは、中のファンが洗えるのがほかにはない特徴だから、そこで好みが分かれるとは思います。毎日使うものだから、手入れするときは徹底的に洗いたいのか、それともそこまで手入れするのは面倒だと感じるのか。実際、分解して組み立てるのは面倒でした(笑)
神原:バルミューダのジェットクリーンで面白いのは、本当に素早く空気をきれいにしたい時は、脱臭フィルターを外してしまった方が良いという提案。これまでなかった提案で、確かに理にかなっているなと思いました。
戸井田:フィルターの厚さが半分になることで、集塵効率が良くなるっていうのはもっともなことで、頭良いなって思いました(笑 )確かに自宅にペットがいなかったり、タバコを吸わない人にとって、脱臭機能よりは、集塵性能が優先されるシーンもあります。脱臭なしの空気清浄機って斬新でした。
神原:いずれにしても、今年の空気清浄機でどれが売れるか、まだ結果が出ていないでしょ。それがある意味で楽しみです。
――バルミューダのグリーンファンがあそこまで売れたのって、やっぱり節電っていう時節柄によるところもあると思うんですよね。それが、今度のジェットクリーンでは、そういう追い風がない状態なわけじゃないですか。そこで、どういう評価が下されるか、それが楽しみです。
神原:逆に空気清浄機なんていらないって思っていた人たちも、グリーンファンを作ったバルミューダの製品だったら、使ってみたいって思うかもしれないしね。
戸井田:フィルター交換は必ず必要ですよっていう提案をしたブルーエアの仕組みは理解して、良いなと思っていながらも、本体の大きさや価格で躊躇していた人達がバルミューダのジェットクリーンに食いつくかもしれないですよね。今回バルミューダが出てきたことで、大手メーカーが謳っていたフィルター交換10年不要と、フィルター交換が必要というバルミューダやブルーエアがきちんと二分された感じはあります。フィルター交換不要の時代はそろそろ終わる気がします。
神原:確かに空気清浄機でフィルター交換不要っていうのはおかしいと思います。だって、一番清潔さにこだわるものが空気清浄機なのに。そういう意味では、バルミューダの功績は大きいですよ。一石、どころか二石も三石も投じている気がします。イオンなしっていうこともそうだし、脱臭なしもできますよとか、フィルターは換えてくださいとかね。
戸井田:だって、雑巾を5年間、10年間洗わないで良いっていうのはありえないでしょ。それと同じことをいってるわけですもんね。
調理家電編:ホームベーカリー機能を搭載した日立のベーカリーレンジはパンの上まで焼ける
――今年はホームベーカリーも話題になりましたね。
戸井田:ホームベーカリーって、メーカーによってかなり味が違うんですよ。前に三洋電機、パナソニック、象印、タイガーのホームベーカリーでそれぞれ食パンを焼いて食べ比べてみたことがあったけど、味が全然違っていてびっくりしました。そのときは、パナソニックのホームベーカリーで作ったパンが人気でしたね。
――オーブンレンジの中にパンケースを入れて、パンを焼き上げる日立のベーカリーレンジも話題になりましたよね。これまでのホームベーカリーとはかなり形式が違う製品ですけど、どうでした?
戸井田:私何個か試食しましたけど、おいしかったですよ。一般的なホームベーカリーで、上フタにヒーターがついている製品ってないんですよ。だからパンの上の部分がどうしても焼けないんです。それが、ベーカリーレンジだったら、パンの上の部分までしっかり焼ける。それはほかのホームベーカリーと大きく違う点だと思いますよ。パン屋さんで上に焦げ色がついていないパンなんてないですもんね。
神原:私ももともと、オーブンでパンを焼いていた方なので、ベーカリーレンジの発想はすごく良いと思いました。ホームベーカリーだって、オーブンで焼くパンにいかに近づけようかっていう話しですもんね。
戸井田:ホームベーカリーの上フタにヒーターが搭載されれば別なんだろうけど、レーズンとかの自動投入機能が犠牲になってしまいますもんね。
神原:味だけでいうと、私はパナソニックのホームベーカリーの味が一番おいしいなぁと思います。
炊飯器編:洗米機能を初搭載したシャープのヘルシオ炊飯器を応援したい!
――炊飯器はいかがでしょう。
戸井田:シャープの「ヘルシオ炊飯器 KS-PX10A」は、今ちょっと苦戦はしているみたいだけど、洗米機能搭載の炊飯器を出したのは初めてだったわけだし、業界に一石投じてくれたと思います。
神原:三菱の蒸気レス炊飯器みたいにすごいブームになったわけではないけど、機能自体は新鮮でした。次は、全部自動で洗ってくれる製品を期待したいですね。無洗米を使うというコンセプトでもいいけど、ウォーターサーバーもセットになったような製品。全自動炊飯システムとかね。
――でも、無洗米って食べない人は本当に食べないですよね。
神原:でも、今の無洗米は本当に良くできてますよ。私は、自宅では大潟村あきたこまち生産者協会からお取り寄せしている無洗米しか食べないです。一度無洗米に慣れちゃうと、普通のお米の米研ぎがすごく面倒に感じてしまいます。
戸井田:米とぎが面倒に感じている人にはやっぱりヘルシオ炊飯器の洗米機能は便利ですよ。台所仕事って、始めるまでに色々準備があるでしょ。だから、最初にお米を入れて、20秒で研いでもらって、水を捨てて、水を入れる。普通にお米研ぐよりはやっぱり楽だから、結構使っています。リゾットとか、おかゆも20分でできちゃうし。
――その感覚だけ聞くと、食器洗い乾燥機に近いのかなっていう気もします。仕事で疲れていたり、なんだかいらいらしている時って、お米とか結構雑に洗っちゃうんですよね。それが、ヘルシオ炊飯器の洗米機能なら、自分のコンディションに関係なく、いつでも同じように仕上げてくれる。食器洗い乾燥機もそうなんですよね。
戸井田:水が冷たいとか、そういうのに関係なくちゃんと仕上げてくれますもんね。
神原:私はヘルシオ炊飯器で炊いたごはんを食べたことないんですけど、同じお米を炊いた時にほかの炊飯器と比べて味はどうなんですか?
戸井田:個人差はあるんですけど、私は自分で研いだお米で象印の炊飯器で炊くのが一番好きです。でも、夫はヘルシオ炊飯器おいしいよ。っていいます。あと、お米のプロであるお米屋さんが「最初は期待していなかったけど、おいしい。これは、ちゃんと考えて作られている。甘みが立っている。初代機としては合格」っておっしゃってましたよ。監修に入った新潟大学 農学部 応用生物化学科 教授・農学博士の大坪研一先生も、業界では本当に有名人みたいで、「あの人がいうとおりにお米研ぎしていればまずくなるわけがない」って。
――でも、使ったことない人にとっては「本当にちゃんと研げるのか」っていうのはかなり気になるところです。
戸井田:やっぱり研ぎ時間が短いから、お水は真っ白ですよ。でも水が透明で下まで見えるっていう状態はお米を研ぎすぎているっていう考えなんですよね。
神原:なるほど。今のお米って精米がちゃんとしているからなんですね。
戸井田:いわゆる、昔のお米をつぶすようにして、「シャッ、シャッ」って研ぐのはやり過ぎなんですよね。もうさーっとかき混ぜて、1回、2回お水換えて炊くぐらいがちょうどいいんですって。
家電のプロが自宅で本当に使っている炊飯器って?
――様々な炊飯器への知識が深いお2人ですが、ご自宅で実際に使っていらっしゃる製品てどちらのなんですか?
神原:私はもうあれしか使えないです。三菱の「蒸気レスIH 本炭釜 NJ-XW103J」。炊き分け機能がとにかく気に入っていて、どこに設定するかも、ばっちり決まっています。もうそこ以外ダメなんですよ。15通りの炊き分け機能が搭載されているんだけど、1段階設定を変えただけで、夫と息子に瞬時に「設定換えたでしょ」って言われて、「分かるの?」ってびっくりしました。2人からは「お願いだから、もう設定は変えないでくれ」って言われちゃいました。
戸井田:男の人ってごはんにはうるさいんですよ。こっちは、仕事もあるから、色々な設定で炊き分けたりしているんですけど、息子は何も聞かされていない状態で、直ぐにわかっちゃいます。
神原:本当にすぐに反応するから怖くなっちゃいます。でも、本炭釜のスゴイところって、炊飯量に関係なくいつも指定した味に仕上げてくれるところ。そこはやっぱり重量センサーできちんと制御しているだけのことはある。普通は、量が違うと炊きあがりも違うのが当たり前ですからね。私はもっと重量センサーのすごさをみんなに知ってもらいたいです。
――戸井田さんは、象印マホービンがイチオシなんですよね。
戸井田:仕事柄、今現在、自宅には4台の炊飯器があって、料理によって使い分けているんですが、今年の象印マホービンの「圧力IH炊飯ジャー 極め炊き 南部鉄器 極め羽釜 NP-ST10」は出来が良いですよ。二重ブタにしたことで、乾燥がなくなって、すごくおいしくなりました。多少水加減がおおざっぱでもいつも同じ味に仕上げてくれるっていうところがさすがだなぁと。私の考えでは、三菱の炊き分け機能は、かなりこだわっている人向けかなという印象です。
――結局は、使う人の好みとか、使い方によって選ぶ炊飯器も変わってくるってことですよね。ごはんにも相当こだわっていなければ、15通りの炊き分け機能を搭載した10万円以上の炊飯器は買わないですよね。
戸井田:炊飯器は主食に使う、毎日使う製品だから、選ぶのは相当難しいですよね。
スマート家電:パナソニックが先陣を切ってやってくれたことに意味がある
――今年はスマートフォンとの連携機能を搭載した“スマート家電”も話題になりましたよね。それについてはいかがですか?
戸井田:これに関しては本当に「パナソニックがよくやってくれました。ありがとう」というのが正直な気持ちです。確かに製品1つ、1つの評価は最初あまり高くなかったかもしれないけど、でもやっぱりやったことに意義がある。パナソニック以外にはできなかったですよね。
神原:先陣を切って、ああいう風に「群」で出してくるのはさすがだなって思いましたよ。今できることは限られているかもしれないけど、これからソフトをどんどんアップデートしていくことで、色々なことができるかもしれないという新しい未来と、次世代白物家電の方向性を示してくれました。
戸井田:正直、ほかのメーカーだって考えていたことだと思いますよ。それをできたのはやっぱりパナソニックだからこそ。エアコンも遠隔操作のONができなくなったわけだけど、逆に言えば、そういう古い法律があるんだよってことを露呈させたわけです。そういう意味で、次に何をやるのかとか、消費者が求めていることと今の規制のギャップとか、いろいろな問題提起をしてくれた。もし、今年スマート家電が売れなかったとしても、今のタイミングでスマート家電をスタートさせたっていうのは本当に意味があることだと思います。
神原:スマート家電っていうけど、スマートフォン連携機能以前に、本体機能も実はすごい力を入れている。これまで、エコとかエコナビとかパナソニックが提案していたことを目で見て確認できるようになったというのは、大きいですよね。エコナビって、気付かないうちにエコになっているっていうのがコンセプトだから、かなりわかりづらかったんですよね。パナソニックの人に聞くと、今回スマトーフォンとの連携機能を搭載するにあたって、製品自体の価格を高くはしていないということでした。確かに個々の製品の価格は従来モデルより上がってはいるんだけど、本質機能も確実にレベルアップしている。たとえば、ドラム式洗濯乾燥機にカラータッチパネルをつけたこととか、かなりスゴイことですよ。
戸井田:確かに、スマート家電だから値段が高いと思われてしまっているのはかわいそう。それぞれの製品の機能もかなり力が入っていますよね。ドラム式洗濯機「NA-VX8200」の液晶パネルなんて、まるで銀行のATMのタッチパネルみたいに使い勝手が良くて、まさに対話型の家電製品です。「仕上がりアップ」とか、「しっかりすすぎ」とか選んでいくだけで、コースを勝手に設定してくれる。
神原:洗濯機の液晶パネルは、本当すごいですよね。何したいのっていうことを選んでいくだけで、いいんですよ。今までって、自分でコースを選択して、すすぎや脱水の時間を選んでいたけど、パナソニックの「NA-VX8200」では、やりたいことを反映してくれる。もちろん、選択したくない人はお任せコースを選べば良いんですけど、やりたい人にとっては本当に便利な機能。
戸井田:なんか、性格診断とかに使われるYES/NOシートみたいですよね(笑) デリケートな衣類があるのかないのか、とかをどんどん選んでいく感じ。
神原:パナソニックの白物家電がすごいのって、使った後の電気代表示機能が炊飯器から、オーブンレンジから、洗濯機まで全て搭載されていること。メーカーの人にそれって、不利じゃないんですか? って、聞いてみたら「そんなに電気代がかかっていないことを分かってもらいたいからこそつけた」って言ってたんです。確かに炊飯器でも、消費電力1,300Wって表示されていると、すごく電気代がかかっているようなイメージがあるけど、実際にはそんなにかかっていないんです。
戸井田:確かに、電気製品の消費電力をすごく高いと思っている人が多い。震災後の節電需要の時にも、ごはんを土鍋で炊きましょうとか、ガスで炊きましょうとか色々言っていたけど、実は炊飯器の消費電力量って馬鹿高いわけではないんです。家電製品の正しい情報を広めていくっていうのが、メーカーはもちろん、私たちメディアに出る人間の大切な仕事の1つかもしれませんね。
――震災以降、一時は省エネ性能ばかりに注目が集まっている時期もありましたが、今年はもっと本質的な性能に注力しているメーカーが多かったように感じます。本日はありがとうございました。