カドーの加湿器、1シーズン掃除ナシで清潔に使い続けられる

加湿器「STEM 500H」

カドー(cado)は、加熱除菌することで1シーズンはメンテナンス不要で清潔に使える加湿器「STEM 500H」の先行予約を、Makuakeにて9月27日に開始した。価格は33,000円のところ、Makuakeでは27,390円から購入可能(10月1日時点)。製品の発送は11月末。

本体カラーは3色

本体内部にヒーターを内蔵し、水を約70℃で加熱除菌してから、超音波で室内に向けて噴射する構造。この「クリーンヒート」機能により、細菌や酵母、カビなどの雑菌を99.9%抑制。また沸騰させるスチーム式と比べて低温で加熱するため、火傷の心配も少ないという。適用畳数は14畳。

内部にヒーターを内蔵

水を約70℃で加熱除菌してから、超音波で室内に向けて噴射する

加熱するのは約70℃までなので、火傷の心配は少ない

運転停止(電源オフ)中でも水槽部に水がある場合は、クリーンヒート機能が12時間に1回、自動で作動し、加熱除菌し水槽をリフレッシュする。

また同機能は、水を必要な分だけ加熱する省エネ設計。スチーム式加湿器と比べて、電気代を1/6に抑えられるという。

スチーム式加湿器と比べて、電気代は1/6

そのほか、水中のミネラル成分を吸着・除去する「フィルターカートリッジ」を備える。水道水が乾燥して白い粉状になり、家具などに付着する現象を抑える。なお、同カートリッジは定期的な交換が必要。

水中のミネラル成分を吸着・除去する「フィルターカートリッジ」

噴霧されたミストをリフレクタで反射・分散させ、粒子を均一に揃えることで、超微細なミストを実現。素早く気化し、床や壁を濡らさず、空気だけを潤す。

運転モードは「間欠/弱/強/急速(30分間)」で切り替えられるほか、「オート/ナイト/急速/マニュアル」の4モードで切り替え可能。オートモードは部屋の湿度に合わせて自動調整、ナイトモードは静かに控えめ加湿、急速モードはパワフルに加湿、マニュアルモードは、好みに合わせて3段階の加湿量が設定できる。1/4/8時間のオートオフ設定も可能。

本体サイズは約245×315mm(直径×高さ)、重さは約3.1kg。タンク容量は約5L。電源はAC100V(50/60Hz)。消費電力は、「間欠」モードの場合は42W(加熱運転する場合は133W)、以下同様に「弱」20W(140W)、「強」32W(143W)、「急速(30分間)」40W。加湿量は1時間あたり50ml〜500ml。運転音は35〜39dB。本体カラーは、クールグレー・ホワイト・ブラックの3色から選べる。