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パナソニック、電気代削減する蓄電システム
2025年9月30日 13:43
パナソニック エレクトリックワークス社は、太陽光発電や蓄電池を用いて電気代削減などを可能にする「住宅用 創蓄連携システムT」の受注を10月22日に開始する。
既設の太陽光発電に、新システムの蓄電池を連携させることで、平常時は太陽光発電でつくった電気を蓄え、その電力を夜間や停電時に供給するもの。「パワーステーション LJPB32D」、「リチウムイオン蓄電池ユニット LJB3497」、「蓄電池ユニット専用通信線(5/10/15m)」の3つの機器で構成し、価格は順に1,868,900円、2,794,000円、28,600円〜。
電気代を削減でき、停電時はハイパワーな最大5.5kVAで安定した自立運転を可能にする。リチウムイオン蓄電池ユニットの蓄電容量は9.7kWhの大容量。太陽光発電と合わせて新製品を導入することで、電気の自家消費率が大きく向上し、電気代も大幅に削減できるという。
標準構成で自立運転時100/200Vに対応し、自立出力最大5.5kVAで、停電時でも普段に近いくらしが可能。高出力で200V機器に安定して電気を供給できるため、エコキュートやIHクッキングヒーター、エアコンやヘアドライヤーなども使用できる。蓄電池ユニットは、地震や暴風雨を想定した独自の試験をクリアしたタフなつくりも特徴とする。
また、シンプルな機器構成で省スペースで設置できる点も特徴。従来品の同等システムで必要なパワーステーション、蓄電池用コンバータ、200Vトランスユニットの3機器を、新製品のパワーステーションに一体化。壁付け設置に必要な面積が小さくなり、蓄電池ユニットも大容量ながら従来品と比較して小型化を実現した。
パワーステーションの本体サイズは545×230×770mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約42kg。使用温度範囲は20~50℃。リチウムイオン蓄電池ユニットの本体サイズは458×371×698.5mm(同)、重量は約85kg、使用温度範囲は20~40℃。





