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シャープ、出力アップした住宅用太陽光発電システムと蓄電池

出力が向上した住宅用太陽光発電システム

シャープは、住宅用太陽光発電システムと、住宅用クラウド蓄電池システムの新製品を発表した。太陽電池モジュール3型、パワーコンディショナ2型、コンバータ1型、蓄電池1型をラインナップ。2026年2月13日より順次発売する。太陽電池モジュールは221,100円〜、蓄電池は2,684,000円。

新製品のラインナップと価格

太陽光発電・蓄電池・HEMSが連携し、独自のAIで賢く制御する同社の住宅用エネルギーソリューション「Eeeコネクト」対応機器がパワーアップ。

太陽光発電システムは、セル面積の大きな高効率大電流セルを採用することで、太陽電池モジュールの出力が同社従来機比で約4%向上。スリムタイプも展開し、屋根の形状に合わせて効率よく配置することで、高いシステム容量を実現するという。

また、新たに「DC横葺き工法」に対応し、金属横葺き屋根においても穴を開けずに施工可能になった。

充電スピードがアップした住宅用クラウド蓄電池システム

クラウド蓄電池システムは、入力電流範囲を拡大し、出力アップした新太陽光発電システムに対応する。パワーコンディショナ「JH-59TF4」は、定格出力が同社従来機比約7%アップの5.9kWとなり、対応可能な太陽光発電システム容量が拡大。

蓄電池「JH-WB2521」は、充電時間が約1.5時間短縮し、約3時間で満充電にできるため、短い晴れ間でも効率よく充電できるという。放電電力も拡大し、停電時により多くの機器を同時に使用できる点も特徴。2台を組み合わせて設置すれば、15.4kWhの大容量化も図れるという。