ニュース
タニタ、手のひら触れるだけで握力わかる新技術
2025年1月31日 10:05
タニタは、日本国際博覧会(大阪・関西万博)に大阪府と大阪市が出展するパビリオン「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」にスペシャルパートナーとして技術協力する。
同パビリオンには、健康データを計測することで、同データを基に生成された25年後の自分の姿が見られる、「カラダ測定ポッド」が設置される。
タニタはこの「カラダ測定ポッド」に、両手から電流を流して体組成を計測するセンシングデバイスを提供。同ポッドの計測パネルに手のひらをタッチするだけで、筋肉量や体脂肪率などの体組成が計測できる。加えて、独自の体組成計測技術「4C Technology」を応用し、計測した体組成データから握力を推定できるようにしたという。
これにより、誰でも手軽に体組成と握力を測れる未来の計測環境を実現。同社によれば、今回の「大阪ヘルスケアパビリオン」に提供する技術は、タニタがこれまで培ってきた「健康をはかる」技術の集大成といえるもの。同パビリオンでの体験を通して「健康をはかる」ことの大切さを体感し、同社のスローガンである「Healthy Habits for Happiness」の実践を提案していきたいという。