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パナソニック「発電するガラス」万博に登場

ガラス型ペロブスカイト太陽電池の描画の自由度の高さを生かしてアートを表現したプロトタイプを2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に展示する

パナソニックは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に同社が出展するパビリオン「ノモの国」に、ガラス型ペロブスカイト太陽電池の描画の自由度の高さを生かしてアートを表現したプロトタイプを展示する。

ガラス型ペロブスカイト太陽電池は、独自の材料技術やインクジェット塗布製法、レーザー加工技術を組み合わせることにより、サイズや透過性、描画の自由度が高い太陽電池。「発電するガラス」として、製品化に向けた開発が行なわれている。

今回、展示するプロトタイプでは、アートを表現。ペロブスカイト太陽電池によるデザイン表現の幅を広げ、より自然な形で発電する世界をつくっていける可能性を示す。

障害がある作家の描くアート作品で街を彩るプロジェクトを数多く手掛けているヘラルボニーとコラボレーションし、同社の契約作家である輪島楓さんによる「かえでのチョキチョキ」をデザインとして起用した。

輪島楓さんの「かえでのチョキチョキ」