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象印、おにぎり半自動で作れる製造機を導入 大阪万博に出店

「おにぎりを半自動で製造するシステム」を導入する

象印マホービンは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)にて一般社団法人 大阪外食産業協会のパビリオンにおにぎり専門店を出店する。鈴茂器工が開発した「おにぎりを半自動で製造するシステム」を導入し、出来立てのおにぎりを提供するという。

このおにぎり専門店は、会期中(2025年4月13日~10月13日)は常設で、同社最上位モデルの炊飯ジャー「炎舞炊き」で炊き上げたごはんで作るおにぎりを販売する。

今回導入する鈴茂器工の「おにぎりを半自動で製造するシステム」は、「寿司ロボット」や「ご飯盛り付けロボット」で培ってきたごはん一粒一粒を傷めることなく攪拌し、空気を抱くようパラパラと成形・計量する技術を継承。安定して一定のペース(毎時360個)でおにぎりを作れる。

さらに、機械アームで絶妙の掴み具合でおにぎりを持ち上げて海苔付けする。なお、具材充填とおにぎりの包装及び提供は、人の手による作業になる。

寿司ロボットなどで培った技術を継承

客がスマートフォンで商品の選択を行なうことができ、店頭でチェックインすることで、おにぎり機が連動し生産を行なうシステムも搭載。注文を受けてから作り始めるため、出来立てのおにぎりを提供できるという。必要な分のみ生産するため、フードロスの削減にもつながるとしている。

スマホで注文を受けてから作り始める

象印マホービンが大阪・関西万博で販売するおにぎりは、「定番おにぎり」4種類に加え、「日本のおにぎり」と「世界のおにぎり」の2つのテーマで4種類ずつ、それぞれ月替わりで半年間販売する予定。