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のるだけで体脂肪率まで分かるバスマット登場 リバウンド防止も

スマートバスマット 体組成計モデル

issinは、のるだけで体重が分かる「スマートバスマット」において、体脂肪率など体組成の測定にも対応した「スマートバスマット 体組成計モデル」を6月28日に発売する。6月20日からは、公式サイトで限定1,000台の特典付き先行予約販売も行なう。価格は19,800円。

スマートバスマットは、照明一体型プロジェクター「popIn Aladdin」などで知られるpopInを創業した程涛代表取締役が立ち上げたissinによるプロダクト。最初にMakuakeで登場した後に一般販売され、6月20日時点で4万人を超える人がスマートバスマットで体重を管理しているという。登録データによれば、男女比率が半々ほど。

毎日使うバスマットに体重計の機能を持たせたことで、体重測定を習慣にしやすくしているのが特徴。あえて体重表示のディスプレイを設けないことで、日々の数字に一喜一憂することなく、後からスマホで体の変化などに気づくような仕組みにしている。2024年1月~5月のユーザーデータでは、週1回の測定の継続率が90%を超えているという。

issinの程涛代表取締役

新モデルで、体重だけでなく体組成計としても利用できるようになったのは、ソフト珪藻土マットながら体脂肪などを測るための微弱な電流を通す仕組みを新たに導入したため。導電性を持つ繊維をマットに使用しており、特許も取得済みだという。なお、体重のみのモデルも引き続き販売する。

ソフト珪藻土マットを敷いたままでも体脂肪率などが測れるようになった
色が濃く細長い部分が導電性繊維の部分

新モデルで測定できるのは15項目。体重、BMI、体脂肪率、内蔵脂肪レベル、筋肉量、体内年齢、基礎代謝量、体水分率、推定骨量、皮下脂肪率、タンパク質、除脂肪体重、体脂肪量、骨格筋量、ボディタイプ。

測定できる項目
マットの下の本体

体重は最大180kgまで対応(従来モデルは150kg)。単身や少人数世帯の家族にも配慮して置きやすさも改善され、サイズが幅50cmにコンパクト化(従来モデル60cm)されたほか、遮音フローリングやクッションフロアなど柔らかい床でも測定できるようになっている。

サイズはコンパクトに
従来モデルと新モデルの本体裏側。右の新モデルは、底面がフラットになったことで柔らかい床でも沈み込まず正確に測定できる

AIを活用して身体の変化をユーザーに通知する仕組みも搭載。医療機器ではないが、例えば心不全が懸念される急激な体重増加のような際に通知するほか、妊娠中の体重増加が正常範囲なのかなど、健康管理をサポートする役割を持つという。パーソナルヘルスケアAIのキャラクター「ウェリーくん」からスマホに通知が届く。

ウェリーくんが体の変化などを通知
マタニティモードの通知例

健康維持モードでは、リバウンド防止の機能として、リバウンドしそうな傾向が出た時に通知する。そのほか、ベビーモードやチャイルドモードを備え、子供の成長に関するデータと照らし合わせて成長の度合いを確認できる。

リバウンド防止の通知

通信はWi-FiのIEEE 802.11 a/b/g/n2.4GHzだけでなく5GHzにも対応する。電源は内蔵のリチウムイオン充電池で、電池の使用時間は約3カ月。

本体サイズは500×350×20mm(幅×奥行き×高さ)、重量は:4.8kg。計量範囲は6~180kg。最小表示は6~90kgは0.1kg単位、90~180kgは0.2kg単位。IP65の防水仕様となっている。

従来モデルと新モデルの機能比較

取替え用の別売ソフト珪藻土マットは4,680円。1,000台限定の先行販売分には、このマットのプレゼントも行なう。

数量限定の先行予約特典内容