ぷーこの家電日記

第610回

無自覚に花粉症で、無自覚に更年期始まってた話

1週間前に気温が20℃近くあったと思ったら、今度は雪が降りそうなほどに寒い。気温と気圧の乱高下に体が全然ついていけず、なかなか大変。「ちょっと週末遊び過ぎたな」とか「ゆっくりダラダラ最近できてなかったしな」とか、ちょっと疲れが溜まっているのも相まって不調。何より顔や目が痒すぎる。

私はもともと結構酷いアレルギー体質でアトピー性皮膚炎が酷過ぎて、定期的な注射薬を打っていないと通常の生活をすることさえ難しいほどなんだけれど、疲れが溜まって免疫が落ちている時や生理前などになると、蕁麻疹が出たり、鼻炎がひどくなったり、結膜炎が出たりと、アレルギー反応を起こしがち。ついでにそんなタイミングは風邪もひきやすくなる。私の体の免疫システムは昔から結構ポンコツなのだ。それにも関わらず、この時期多くの人が苦しんでいる花粉には、ケロッと平気なのがずっと不思議だった(笑)。

10年近く前にアレルゲン血液検査をした時に、杉の花粉にもしっかり反応していたので、花粉症の症状が出てもおかしくないというか、むしろ出ない意味が分からなかったんだけど、実際くしゃみも出ないし、鼻水も出ない。季節の変わり目のちょっとした体調不良と痒みが出やすいくらいだ。現に今年もちょっと結膜炎が出かけて目が痒いのと顔が痒いくらいで……。とにかく目が痒過ぎて取り出して洗いたい! 目尻が切れてしまいそうについ掻いてしまうし、顔や首が痒く、朝に化粧をしても擦ってしまって、帰宅すると毎日ほぼノーメイク。

で、先日の雨の日、「あれ!? 今日結構楽かも」という時にやっと気付いた。「あ、普通に花粉症じゃん!」と。今年だけじゃない。去年も一昨年も私はしっかりと花粉症だったのだ(笑)。

私の場合、よくある花粉症の中でも花粉皮膚炎という症状で、花粉が顔に付着して痒くなっていたのだ。そして目は花粉性結膜炎である。花粉症といえば滝のような鼻水と、止まらないくしゃみという典型的な症状と思い込んでいたので、数年気付かずやり過ごしていたのだ。

いつの間にかデビューしていた花粉症。「今年とうとう花粉症になってしまった!」というがっかり体験をすることもなく、いつからかも分からず花粉症が始まってしまった私は顔にワセリンを塗りたくり、アレルギー用の目薬をさし始めた。畑で土を耕すときに土が舞うとくしゃみが止まらなくなる私は、土を耕す時に鼻の周りと中にワセリンを塗るのだけど、ワセリンのバリア効果がすごい! 同じ原理で、目の周りを中心にワセリンを塗ってマスクをして過ごしていると、ワセリンが花粉を吸着してくれるのか、俄然症状が軽減されたのだ。自覚って大事!

花粉症だけじゃなく無自覚な症状としてもう1つ、更年期症状がある。48歳の私、そろそろそんなお年頃に差し掛かってきて、更年期症状というものにここ数年ひたすら怯えている。更年期症状はホルモンの乱れによって引き起こされるので、月経前症候群(PMS)が酷い人は、更年期も同じ症状が出るかもというのも聞く。私はPMSも酷いし生理痛も重い。なので、きっと更年期症状も結構酷いのだろうなぁと予想しているのだ。

ほてりや発汗などで日常生活がつらいという人の話を聞いたり、イライラや不安など感情の起伏が激しく、人間関係も悪化させたりもするという恐ろしい更年期症状。日々怯えながらもまだ全然症状出てないし、もう少し先だと思っていた。だけど、ふと「あれ? これ更年期に片足突っ込んでるぞ!?」となったのだ。

きっかけは、ドラマを見るのが億劫になったこと。私は結構ドラマを見るのが大好きで、いろんなドラマを録画して夜な夜な消化しているタイプなんだけれど、ちょっと難しそうだとか複雑なドラマを「今度ゆっくり時間がある時に見よう」と放置して、録り溜めたものが消化できなくなってきた。「今クールはドラマハズレだな」なぁんて勝手に思っていたけど、違う気がしてきた。

楽しくて大好きな趣味の家庭菜園も、畑に行くときにあんなにワクワクしていたはずなのに、最近「ちょっと面倒だな」と感じることが増えて、明らかにやる気が低下しているのだ。夫に対してイライラすることは昔からあるのだけど、この頃は夫の頑固オヤジ化現象も相まって、「いい加減にしてくれ!」と腹が立つことが多い。ここまで来て、やっと「これプレ更年期現象じゃーん!」と自覚できたのだ。

やたらと汗が出るとか、わかりやすい症状じゃないと気付けない。やる気の低下もよくある症状の一つなのに! その頃ちょうど同じお年頃の友人が「命の母飲み始めたよ」と言ってて、「なんとタイムリー! やっぱり私も更年期症状な気がする! 飲んでみようかなぁ」と軽い気持ちで買いに行った。

ドラッグストアでは、私より少し年上の薬剤師さんがレジ対応してくれたんだけど、「買いながら聞くのも何なんですけど、命の母って効きますか?」って聞いたら、「緩やかに効くお薬なので、効いている自覚ってあまり出ないかもしれないですけど、やめた時に『効いてたんだな』って気付くみたいで、1度やめた後に戻ってくる方が多いです」と言っていた。すごく説得力ある! ものは試しと飲み始めたけど、まだ効果は全然感じない。が、腹が立つことは減った(めっちゃ効いてるじゃん笑)。

はたから見ると明らかすぎて「気付かないわけないじゃん!」と言われそうだけど、渦中の人間は本当に全然自覚してなかったりして、人に言われて「そういえば!」とハッとして、目から鱗がポロポロ落ちることって本当にあるなぁと感じる。

だから、家族でも友人でも誰でもいい、変化に気付くような深い人との繋がりは本当に大切だなぁと最近ますます思う。花粉症や更年期症状だけじゃない。認知症だって、周りが「おや?」と気付けると、無自覚のまま進行することも止められる。情けは人のためならず。自分のために、もっと周りの人を大切にしようと思っているのであります。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まないアラフォー世代。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。