ニュース

タイガー、電気やガスのいらない炊飯器 施設や団体向け数量限定

「魔法のかまどごはん」アウトドア施設や公共団体などの業務用モデルとして数量限定で発売

タイガー魔法瓶は、電気やガスを使わない炊飯器「魔法のかまどごはん」のBtoBモデル「KMD-B101」の予約受付を2月14日に開始した。発売は4月22日。価格は17,600円。なお、本機はBtoBモデルのため一般購入は不可。一般向けには「KMD-A100」を2023年10月に発売している。

直火でごはんが炊ける5合炊きの炊飯器。燃料として新聞紙1部(3合なら36ページ分)さえあれば「炊きたて」のごはんを炊けるため、有事の際に大きな助けとなることが期待されるという。

今回、アウトドア施設や公共団体などの業務用モデルとして数量限定で発売する。本製品は、修理・交換用のアフターパーツ部品として同社が保有し、廃棄予定であった炊飯器の内なべを再利用することでサステナブルに、そして一般向け製品より割引価格で提供するという。なお、既存の炊飯器の内なべを再利用しているため、本製品で想定していないメニューの目盛りの記載があるとする。

新聞紙を燃やした火でご飯が炊ける「魔法のかまどごはん」
電気を使わず、新聞紙を燃やした直火で炊く

収納時は高さ約18cmに収まり、コンパクトに収納可能。青少年教育や防災訓練、地域の防災備蓄などでの活用を目指すという。

本体サイズは約250×245mm(直径×高さ)で、収納時の高さは約180mm。重量は約2.9kg。炊飯容量は白米1〜5合/炊き込み1〜3合。カラーはホワイト、ピンク。