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バリスタ監修、お湯をムラなくドリップするスマートコーヒーメーカー

「スマートコーヒーメーカー Mocca(モカ) EPCM503」

EPEIOS JAPANは、「FoElem」シリーズから、美しさと実用性を兼ね備えた「スマートコーヒーメーカー Mocca(モカ) EPCM503」を10月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は33,000円。

エルメスなどをはじめとするラグジュアリーブランドのデザイナー、ブノワ・ピエール エメリーさんとダミアン・オーシュリバンさんが参加する、FoElemシリーズのドリップ式コーヒーメーカー。

通常本体の後ろにあるウォータータンクを上部に設置し、「上から恵みの水が落ち、土(=コーヒー粉)を通ってコーヒーができる」というイメージに合わせ、コーヒータイムをより豊かに過ごせる美しいデザインにした。コーヒーの味に関わるメソッド部分は、アジア人初のワールドバリスタチャンピオンに輝いた井崎英典さんが監修した。

コーヒーミルなどを取り外し、シンプルでスマートな装いを実現

「ハンドドリップを模倣しない。Moccaに合わせた最適な抽出方法を追求する」ことで、コーヒーの味と香りを最大限に引き出す方法を見つけたとしている。

コーヒーメーカーは、一度に大量のコーヒーを淹れることができるが、同時に多くのコーヒー粉を消費するという。この結果、ドリッパー内のコーヒー粉の体積が増加し、お湯が均等にコーヒー粉に行き渡らず「未抽出」という現象が発生することが分かったとする。同社は井崎氏と協力し、シャワーヘッドから出るお湯の流量や速度、シャワーヘッドの穴の大きさや位置などを計算し、論理的かつ科学的な方法で何度も改良を重ねて開発。最終的にコーヒーの抽出効率を向上させ、非常に高い完成度を持つコーヒーメーカーを作り上げることに成功したとする。

お湯の流量や速度、シャワーヘッドの穴の大きさや位置などを計算して開発

EPEIOSでは、コーヒーを飲むシーンをイメージして3つのモードを提案。

「Brew like a pro」は、プロが淹れたような本格的で豊かな味わいを堪能できるモード。「Daily Brew」は、手軽に美味しいコーヒーを堪能でき、日常生活や仕事時などに適しているという。「Iced REIKO」は、氷で割ってアイスコーヒーを堪能できるモード。このほか、ホットで抽出して牛乳や豆乳などで割ることでカフェオレなど幅広く楽しめるとする。

3つのモードを用意

専用アプリ「EPEIOS Life」を活用することで、お湯の温度を2℃単位、湯量を10ml単位で細かく設定可能。これにより、コーヒー粉の種類によって抽出方法をきめ細かに設定することができる。さらに、自分だけのマイレシピを登録すると、次回から登録したレシピを本体に送信できるため、いつでも美味しいコーヒーを楽しめる。

専用アプリを使ってさらに細かく設定が可能

本体サイズは約18.5×19.6×41.3cm(幅×奥行き×高さ)。重さは約2.34kg。最大容量は水タンクが約850ml、コーヒーサーバーが約860ml。カップ数はHOTが1~4、ICEDが2~4。抽出時間は約3~7分。保温機能はPTC加熱保温を採用。電源コード⻑は1.2m。