ニュース

スペシャライズド、軽量のままハイパワーに進化した新型e-bike「CREO 2」

スペシャライズド「S-WORKS CREO 2」。サイズは49、52、54、56、58。カラーは1色。重量は12.96kg

スペシャライズド・ジャパンは、ロードバイクe-bikeの新モデル「CREO 2」シリーズを発売した。ラインナップは「S-WORKS CREO 2」「CREO 2 EXPERT」「CREO 2 COMP」で、価格は順に1,815,000円、1,210,000円、935,000円。

スペシャライズド「CREO 2 EXPERT」。サイズは49、52、54、56、58。カラーは2色。重量は13.96kg

ドライブユニットは新型の「SPECIALIZED SL 1.2 モーター」を搭載する。パワーは33%アップして320W、トルクは43%アップした50Nmとなり、電動であるのを感じさせない自然なペダリングで急坂も楽々上れるのが特徴。また、ギアボックスの設計を見直し、モーター作動音は40%カットされており、静粛性も高めたとしている。

スペシャライズド「CREO 2 COMP」。カラーは49、52、54、56、58。カラーは2色。重量は14.47kg
新型の「SPECIALIZED SL 1.2 モーター」を搭載。コンパクトで軽量なままパワフルになっている
前モデル「SPECIALIZED SL 1.1 モーター」と比べて静粛性が34~45%高まったという

バッテリーは320Whで、160Whのレンジエクステンダーと組み合わせることで航続可能距離は最大195km。スペシャライズドの専用アプリでアシストパワーのカスタマイズ、航続可能距離の調節、システムロックによる盗難防止などをスマートフォンから行える。

レンジエクステンダーと組み合わせることで航続可能距離は最大195km

フレームには超軽量のFACT 11r カーボンを採用し、全モデルにドロッパーシートを搭載する。タイヤは700×47Cが標準装備でクリアランスは29×2.2タイヤまで対応するが、最初の推奨サイズは700×38Cだとしている。そして、フロントのコラムには3世代目となる「Future Shock」を採用。スムーズに動く20mmトラベルが荒れた路面からの衝撃を軽減し、ロングライドで疲労が溜まるペースを和らげてくれる。3.3、3.2、3.1の3グレードがラインナップされているが、3.3はS-WORKSとEXPERTモデルに、3.2はCOMPモデルに標準で装備される。フロントとリア、フォークにはマウントを備えており、積載能力も高められている。

タイヤは700×47Cが標準装備
Future Shockはステムとヘッドチューブの間に配される。ホイールが段差とぶつかった瞬間にフォークを介して身体に伝わる突き上げを相殺
長距離アドベンチャーに対応するように積載能力も高められている