ニュース

ミヤタ、バッテリー内蔵の新フルサスe-MTB「RIDGE-RUNNER i 8080」走行性能も向上

ミヤタの新型e-MTB「RIDGE-RUNNER i 8080」

ミヤタサイクルは、インチューブタイプを採用したフルサスe-MTB「RIDGE-RUNNER i 8080(リッジランナー アイ)」を発売した。価格は630,000円。

MTB黎明期より登場し、1980年代には新素材であったアルミ、カーボンを使用したフレームやフルサスペンションなどをいち早く投入。1989年にはMTB世界選手権ダウンヒルでも勝利を飾るなど、伝統あるMTBモデルとして知られる「RIDGE-RUNNER」シリーズ。

日本e-bike市場でも2018年に初代「RIDGE-RUNNER」を発売。ミヤタのe-bikeラインナップでは「i」はインチューブを示すように、大容量504Wh(36V/14Ah)をダウンチューブに内蔵する。1充電あたりの航続距離はECO(140km)、NORMAL(130km)、HIGH(95km)となっている。充電時間は80%までが約4時間、フル充電まで7.5時間。

大容量504Wh(36V/14Ah)バッテリーはダウンチューブに内蔵
バッテリーカバーを外したところ

ドライブユニットはハイエンドのシマノSTEPS「E8080シリーズ」(最大トルク70Nm/定格出力250W)を搭載する。パワフルなアシストに加えて、走行性能の向上を図ったとしている。

ドライブユニットはハイエンドのシマノSTEPS「E8080シリーズ」

バッテリーをフレームに内蔵し、重心位置が下がったことにより走行安定性が向上。フレームジオメトリーも見直し、前モデルと比べてスイングリンクトチェーンステーを短くし、コンパクトにすることで剛性を高め、トレイルでのトラクション向上とペダリングロス減少を達成したとする。

インチューブバッテリーで重心位置が低下し走行安定性が向上
スイングリンクとチェーンステーを短くしコンパクトになった
ヘッドアングルを見直しトレイルに最適なハンドリングも実現

フロントサスペンションにはトラベル量140mmのSR SUNTOUR「ZERON35 BOOST」、トレイルでの走りの快適性が向上するトラベル量125mmのドロッパーシートポスト、雨天時や下り坂でも安定した制動力を発揮するシマノ製油圧式ディスクブレーキを採用。また、ボトルケージとオリジナルロゴ入りボトルも付属される。

フロントサスペンションのトラベル量は140mm。前後輪に油圧式ディスクブレーキを搭載
コンポーネンツはシマノ「DEORE」
ドロッパーシートポストのトラベル量は125mm
ボトルケージとオリジナルロゴ入りボトルも付属

車体サイズは400(適応身長165~190cm)と460(適応身長175~200cm)。車体重量量は順に24.6kg、24.9kg。カラーはグリーン/ブラック(OGK6)、ネイビー/ブラック(OBKA)の2色。

カラーは2色展開。こちらはグリーン/ブラック(OGK6)
ネイビー/ブラック(OBKA)
試乗レビューはあらためてお届けしたい