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日立、温度切替で冷凍室を増やせる大容量冷蔵庫

6ドア冷蔵庫「まんなか野菜 KWCタイプ」

日立グローバルライフソリューションズは、下段2部屋をどちらも冷凍室にできる6ドア冷蔵庫「まんなか野菜 KWCタイプ」2機種を、11月18日に発売する。容量567L「R-KWC57R」と、498L「R-KWC50R」をラインナップ。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、41万円前後、37万円前後。

冷蔵庫下部にある2つの引き出しを、「野菜/冷凍/冷蔵」に適した温度帯に設定できる冷凍冷蔵庫。暮らしの変化に合わせて、2部屋とも冷凍室、上段を野菜室などレイアウトを変更できる。なお出荷時は、上段が「野菜」、下段が「冷凍」に設定されている。

野菜室に適した温度帯では、冷気を直接当てない間接冷却で、野菜の乾燥を抑えながら保存する。これにより、従来モデル(2017年発売R-K40H)と比較して、野菜の水分残存率がアップしたという。

野菜の乾燥を抑えながら保存する

冷蔵室は、棚のどこに置いても鮮度が長持ちする「まるごとチルド」を採用。冷蔵室専用の大風量ファンの回転数などを制御し、棚スペース全体をチルド温度約2℃にするとともに、冷蔵室専用の冷却器で除湿量を抑えたうるおい冷気を送ることで湿度低下を抑制する。

これにより、冷蔵室の棚のどこに置いてもチルド温度帯での保存が可能となり、作り置きした料理の菌の繁殖を抑え、鮮度が長持ちするという。また冷蔵室内の湿度は約80%となり、一時保存のサラダはラップなしでも乾燥や変色を抑えて保存できる。

スマホ連携の「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」にも新機能を追加。冷蔵庫内をスマホで撮影し、保存した食材をチェックする「冷蔵庫の中身チェック」機能では、冷蔵室のドアポケットの画像記録ができるようになった。また画像拡大と過去履歴表示機能も追加した。

冷蔵室のドアポケットの画像記録ができるようになった

デザインは、インテリアに溶け込む新デザインを採用。ブラスト加工を施したようなマットな質感でありながら、柔らかな光を帯びた美しい鋼板を使用している。周囲がほのかに映り込む上品な陰影で、落ち着いた上質さを演出する。本体カラーは2機種ともに、ブラストモーブグレーとブラストシルバーの2色を用意。

容量567L「R-KWC57R」の本体サイズは、685×740×1,839mm(幅×奥行き×高さ)。各室の容量は冷蔵室が308L、製氷室/冷凍室が23L/32L、切替室上段が104L、下段が100L。

容量498L「R-KWC50R」の本体サイズは、650×701×1,839mm(同)。各室の容量は冷蔵室が271L、製氷室/冷凍室が21L/26L、切替室上段が92L、下段が88L。

ブラストモーブグレー
ブラストシルバー