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乾燥まで最短45分、東芝のドラム洗濯機。初のUV温風除菌機能も
2021年8月6日 08:00
東芝ライフスタイルは、「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」搭載のドラム式洗濯乾燥機「ZABOON(ザブーン) TW-127XP1」を、9月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は42万円前後。洗濯/乾燥容量は12kg/7kg。
ウルトラファインバブルとマイクロバブルの2種類の微細な泡により洗浄効果を高める新洗浄方式「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」を搭載。ウルトラファインバブルの効果による衣類の黄ばみの抑制に加え、新たにマイクロバブルの効果により落とした汚れの再付着を防ぎ、衣類の黒ずみも抑制するという。
本機では、新たに加圧タンクを搭載した新型ファインバブル発生装置を採用。加圧タンクの中で圧力を加えながら空気を水道水に混ぜ合わせて溶かすことで、従来のウルトラファインバブルに加えて、大量のマイクロバブルを同時に発生させる。
またウルトラファインバブルは「すすぎ」時には、繊維に残った洗浄成分を吸着して取り除く。そのため、すすぎ回数や水量を増やさずに、しっかりとすすげるという。さらに、柔軟剤成分を繊維の奥まで届ける効果もあり、香りや柔らかさが向上する。
温水ヒーターで洗濯水を直接温めるため、約60℃の温水による除菌も可能。赤ちゃんの肌着などの白物衣類や布マスクを、より清潔に保てるという。また、汚れの種類や使い方に合わせて、約15/30/40/50/60℃の5段階で温度設定でき、様々な汚れを落とせるとする。なお、設定温度が約15℃の場合は洗濯容量は12kgまで、約60℃の場合は同3kgまでとなる。
新型ヒートポンプユニットを搭載し、除湿能力を高めている。やさしい温風と乾燥風路の拡大により、約26%風量を向上。また「上質乾燥モード」では、シワを伸ばしながら乾燥させるので、アイロンがけなしでもそのまま着られる仕上がりだという。
また、容量1kgまでの化繊の衣類を、洗濯〜乾燥まで約45分で運転できる「少量45分コース」を新搭載。洗い忘れた体操着や給食着などを、急いで洗濯~乾燥までしたいときに便利としている。
除菌効果の高いUV-CのLEDをドラムの上部に搭載。UV照射と温風の効果によって衣類をしっかり除菌できるという。「UV除菌洗乾コース」と「UV温風除菌コース」の2つのコースを用意。前者では、洗い前とすすぎ後のUV照射と、乾燥時の温風との組み合わせで、普段の衣類を徹底的に除菌する(洗濯乾燥容量4kgまで)。後者は、容量1kgまでの水洗いできないスーツやぬいぐるみなどを除菌する。
液体洗剤・柔軟剤自動投入機能を搭載するほか、スマートフォン用アプリで、外出先から洗濯の終了時間や、洗濯槽の洗浄タイミングや洗剤の残量を確認できる。
また、従来の乾燥ダクト自動お手入れ機能に加え、ヒートポンプユニットの熱交換器にも自動お手入れ機能を新搭載。運転中、それぞれに自動で給水を行ない、付着した糸くずを洗い流すことで乾燥効率の低下を抑えるという。
本体サイズは645×720×1,060mm(幅×奥行き×高さ)。重さは89kg。消費電力量は約70Wh(洗濯)。洗濯の目安時間は約35分、標準使用水量は約80L。運転音は32dB〜48dB。本体カラーはボルドーブラウンとグランホワイトの2色。
機能を絞ったドラム式洗濯乾燥機2機種も
ドラム式洗濯乾燥機「TW-127XH1」を9月中旬に、同「TW-95GM1」を8月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、34万円前後、23万円前後。
「TW-127XH1」は、「ウルトラファインバブル」と「Ag+抗菌水」で、抗菌しながら繊維の奥まで徹底洗浄する「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」を搭載。そのほか衣類をしっかり除菌できる「除菌乾燥モード」、「除菌消臭コース」を備えている。洗濯/乾燥容量は12kg/7kg。
本体サイズは645×750×1,060mm(幅×奥行き×高さ)。重さは87kg。消費電力量は約70Wh(洗濯)。洗濯の目安時間は約35分、標準使用水量は約80L。運転音は32dB〜49dB。本体カラーはグランホワイト。
「TW-95GM1」は、「Ag+抗菌水」を大流量シャワーで浸透させて、衣類を洗うたび抗菌できる「抗菌メガシャワー洗浄」を搭載。そのほか脱水中に温風加熱を行なうことで衣類をしっかり除菌できる「除菌脱水コース」を備えている。洗濯/乾燥容量は9kg/5kg。
本体サイズは655×714×1,040mm(幅×奥行き×高さ)。重さは69kg。消費電力量は約77Wh(洗濯)。洗濯の目安時間は約45分、標準使用水量は約68L。運転音は31dB〜42dB。本体カラーはグランホワイト。