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シャープ、乾燥ムラを防ぐドラム洗濯機。省電力でもふんわり仕上げ
2021年8月3日 11:00
シャープは、衣類の乾燥力をさらに高めたプラズマクラスター洗濯乾燥機「ES-W114-SL/SR(左開き/右開き)」を、9月16日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は380,000円前後。
洗濯容量11kg、乾燥容量6kgのドラム式洗濯機。湿度センサーを搭載し、AI制御で乾燥力が進化した「ハイブリッド乾燥NEXT」を新搭載する。
従来の湿度センサーは乾燥運転の終盤に衣類の乾き具合を判断し、仕上がりを調整していたが、「ハイブリッド乾燥NEXT」は乾燥開始時にも温度・湿度センサーで衣類の素材を見極め、最適な運転で乾きにくい厚手の衣類などの乾燥ムラを抑制。AI制御により、消費電力量を抑えながら、乾燥時間を延ばすことなく、あたたかくふんわりとした仕上がりを実現するという。
またAIoT機能も進化しており、スマートフォンから「COCORO WASH」サービスに接続することで、外出先からも洗濯の予約時間変更や乾燥運転の追加・取り消しが可能。このほか洗剤自動投入タンク内の残量減少を通知することで、ストックが無くなる前に「COCORO HOME」アプリから液体洗剤と柔軟剤をスムーズに購入できるサービスも新たに搭載する。
従来品から引き続き、投入経路が詰まりにくくお手入れが簡単な「液体洗剤・柔軟剤自動投入」と、乾燥フィルターに溜まったホコリを乾燥運転終了後に毎回自動で掃除する「乾燥フィルター/乾燥ダクト自動お掃除」機能も備える。
プラズマクラスターによる衣類の除菌や静電気の除去が可能な点も特徴とする。通常の乾燥運転時にプラズマクラスターイオンを放出するほか、ジャケットなど家庭では洗いにくい衣類を水に浸けずにケアできる「除菌・消臭」コースや、洗濯槽やヒートポンプのカビ菌の繁殖も抑制する「槽クリーンコース」を搭載している。
本体サイズは640×727×1,115mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約83kg。運転時間は約35分/約155分(洗濯時/洗濯~乾燥時)。消費電力量は75Wh/600Wh(同)。標準使用水量は75L/52L(同)。本体カラーはシルバー系。
ヒートポンプ乾燥方式を採用した機種も発売
同時に、ハイブリッド乾燥方式ではなくヒートポンプ乾燥方式を採用し、「乾燥フィルター自動お掃除」を省いた「ES-WS14-TL/TR(左開き/右開き)」も発売する。洗濯/乾燥容量は11/6kg。価格はオープンプライス。店頭予想価格は340,000円前後。
本体サイズは640×727×1,115mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約80kg。運転時間は約43分/約170分(洗濯時/洗濯~乾燥時)。消費電力量は約80Wh/900Wh(同)。標準使用水量は81L/約54L(同)。本体カラーはブラウン系。
【訂正】記事初出時、ES-WS14について「乾燥フィルター/乾燥ダクト自動お掃除を省いた」としていましたが、正しくは乾燥ダクト自動お掃除機能は搭載しています。お詫びして訂正します(8月4日)