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ブラウン、「夕方ヒゲ」防ぐ深剃りの最上位シリーズ 9Pro。充電ケース採用

ブラウン シリーズ 9Pro

P&G(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン)は、ブラウンのシェービングシリーズ最上位モデル「シリーズ 9Pro」と「シリーズ8」を8月23日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は33,800円~5万円台。ブラウン創業100周年を締めくくるモデルとして提案する。

新しいシリーズ 9Proでは高い密着性と改良されたプロブレードの搭載により、これまで剃りきれなかったヒゲも0.05mmの深剃りを実現。新たに、ケースに入れたまま充電できる「新充電トラベルケース」も付属する。シリーズ 8は、洗浄機に乾燥機能を追加したほか、高級感を持たせた新カラーを採用したのが特徴。

夕方ヒゲの悩みに応えた「シリーズ 9Pro」

同社調査によれば、朝にヒゲを剃っても夕方には伸びてきた経験のある男性は53.8%。また、外出先でヒゲを剃るためにコンビニなどでカミソリを購入し、外でヒゲを剃った男性のうち半数以上が「カミソリ負けで血が出てしまう」経験をしていたという。

そこでブラウンは、夕方のヒゲが目立つ原因として、深剃りできずに残った「剃り残し」に着目。シェーバーのヘッドが大きいと、密着したシェービングができない鼻の下や、あご下などの細かい場所、網刃に入りにくいくせヒゲや寝たヒゲが深剃りできずに剃り残しになっていたとしている。

シリーズ 9Pro
ヘッド部

シリーズ 9Proは、改良されたプロブレードと多彩な刃、高い密着性により、これまで剃り残していたヒゲも0.05mmまでの深剃りを可能にした。1分間に1万回ヘッドを振動させる「音波振動テクノロジー」で、振動によりヒゲを起き上がらせてカットし、より多くのヒゲを1ストロークで捕らえる。

トリマー刃は従来比で35%広く、30%薄くなり、より多くのヒゲを一度に捕らえるようになった。少ないストロークでヒゲを剃りきれるため、肌に優しいシェービングを実現し、23度以下に寝たヒゲもカットできるようになり、時間も従来比で10%短縮できるという。

刃の構成

密着3Dヘッドを搭載。ヘッドが前後40度動き、上下に浮き沈みするサスペンションを備えた「プロスイング密着システム」と、細かい箇所でもシェーバーが密着できるように設計された「コンパクトヘッド」を装備する。

連続使用時間と、充電時間はいずれも約1時間。本体の丸ごと水洗いやお風呂剃りに対応する。本体サイズは約66×44×168mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約215g。ACアダプターや掃除ブラシなどが付属する。

背面のキワゾリ刃を引き出した状態
充電端子

シリーズ 9Proの一部において新たに付属する「新充電トラベルケース」は、ケースに入れている間に充電ができ、出張や旅行などにも使いやすくした。あらかじめケースを充電しておけば、電源をつないでいない状態でもシェーバーを最大50%充電できるため、合計で最大6週間の連続使用が可能になるとしている。このトラベルケースはS9のType 5790/5791/5792/5793と、S8のType 5794/5795で使用できる。

新充電トラベルケースが付属。電源をつながなくても充電できる
アルコール洗浄システム

新色も追加された「シリーズ 8」

シリーズ 9Proに次ぐモデルで、音波振動テクノロジーや密着3Dヘッドを搭載。シリーズ 9Proと同様にコンパクトヘッドとプロスイング密着システム、ディープキャッチ網刃を備える。

シリーズ 8

なお、シリーズ 9Proのトリマー刃はプロブレードとくせヒゲキャッチ刃の構成だが、シリーズ 8は高速振動トリマー刃を備えている。本体カラーのラインナップを一新し、これまでのグレーのほか、ブラックとシルバーが追加された。

連続使用時間と、充電時間はいずれも約1時間。本体の丸ごと水洗いやお風呂剃りに対応する。本体サイズは約66×44×168mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約215g。

洗浄機には乾燥機能も追加した、全自動5段階アルコール洗浄システムを採用。より清潔なシェービングを可能にする。ニオイの原因となる皮脂汚れも落とし、99.9%の除菌を行なう。

シリーズ 8の洗浄機に乾燥機能も追加