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ブラウン、ハイエンドモデル「シリーズ 9」を3年ぶりにアップデート、「シリーズ 8」も登場

 P&G(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン)は、電動シェーバーのハイエンド機「ブラウン シリーズ 9 9394cc」を、8月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は47,800円前後(税抜)。

ブラウン シリーズ 9「9394cc」

 「人工知能テクノロジー」や「音波振動テクノロジー」、さらに「密着3Dヘッド」といった同社の最新技術を搭載した電動シェーバー。

 「人工知能テクノロジー」は、毎秒13回のスピードで、ユーザーのヒゲの濃さを自動で読み取り、出力を最適化するという。「音波振動テクノロジー」は、毎分1万回の微細な振動を肌に加えることで、ヒゲを捕らえやすくする。また「密着3Dヘッド」は、刃がしっかりと浮き沈みし、肌への押しつけを和らげるサスペンションシステムを搭載。ヘッドが前後40度に動くことで、顔のあらゆる凸凹に密着するという。

3つの最新テクノロジーを搭載

 外刃には4枚の刃を含む「5カットシステム」を採用。2枚搭載された「ディープキャッチ網刃」は、角度や大きさの異なる900パターンの網目を備え、様々な向きに生えるヒゲを捕らえやすくする。また、「チタン加工極薄リフトアップ刃」は0.24mmの極薄刃で、肌に密着する寝たヒゲの間に入り込んでカットできるとする。

 さらに「くせヒゲキャッチ刃」を備える。これはあらゆる方向に生えるくせヒゲを、幅0.15mmの刃で、同じ方向に揃えることで、効率よくカットするという。加えて、肌を伸ばしてシェーバーの過度な押しつけを防ぐ「ストレッチスキンガード」で、肌を守るとする。

4枚の刃を搭載する
搭載されるそれぞれの刃の役割

 そのほか機能では、フル充電後のコードレスでのシェービング時間が前モデル比で20%アップし、60分となった。また、シェービング後に電源を切ると、充電状態や替刃巷間タイミング、洗浄の必要有無を知らせる。

 本体サイズは168×44×66mm(幅×奥行き×高さ)。重さは215g。電源はAC100〜240Vに対応。充電時間は1時間で、連続使用可能時間は約60分。クリーン&チャージシステム(洗浄器)、洗浄液カートリッジ(1個)、シェーバーケース、ブラシ、専用コードが付属する。

新たに「シリーズ 8」が登場

 同社は、毎分1万回の微細な振動を肌に加えて、くせ毛も剃りやすくする「音波振動テクノロジー」を搭載した「シリーズ 8 8390cc」を同時に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は30,800円前後(税抜)。

シリーズ 8「8390cc」

 同機は「シリーズ 9」よりもスリムなヘッドに、4つの「カットシステム」を搭載。

 本体サイズ、重さ、対応電源、充電時間、連続使用可能時間は「シリーズ 9」と共通。クリーン&チャージシステム(洗浄器)、洗浄液カートリッジ(1個)、シェーバーケース、ブラシ、専用コードが付属する。

発表会では世界バンタム級王者の井上 尚弥氏がシェーバー体験

 発表会では俳優の鈴木 亮平氏と、プロボクシングのWBA、IBF世界バンタム級王者の井上 尚弥氏が登壇。それぞれ、製品の魅力を語った。

俳優の鈴木 亮平氏と、プロボクサーの井上 尚弥氏

 ブラウン アンバサダーの鈴木氏は、ブラウンの電気シェーバーを使い続けている。そんな氏が感じる、ブラウンの魅力は、デザインにあるという。

 「機能美に溢れている点がいいですね。朝、鏡の前に立ったときに、かっこいいシェーバーがあると、それだけで気分が上がります。

 もちろんシェーバーとしての機能、パフォーマンスも優れています。『一度で剃り切るから肌に優しい』とCMでも言ってきましたが、本当にそうなんです。僕は、肌がそんなに強い方ではなくて、ほかのシェーバーではすぐに赤くなりやすいんです。でも、ブラウンのシェーバーでは、けっこう押し付けて深剃りしても、肌が赤くなったことがありません」

 発表会では、プロボクサーの井上氏が、はじめてブラウンのシェーバーを体験した。鈴木氏にすすめられた「シリーズ 9」を使用。ヒゲを剃りながら、そのフィット感を絶賛していた。

 「肌に馴染む感じがします。僕が普段使っているシェーバーよりも、滑らかさが際立っていますね。密着感がすごいです」

シリーズ 9を体験する井上氏

 また、それぞれヒゲにまつわるエピソードを披露。

 「人と合う時にヒゲを剃り忘れていることがあるんですけど、そういう時は、自分に自信が持てないっていうことないですか?」(鈴木氏)

 「ありますね。僕は、ある試合の計量の時に、喉が渇きすぎていて……意識がそっちにいっちゃっていて、ヒゲを剃り忘れて計量に行ったことがありました。その時は、自分に自信がもてず、不安でした」(井上氏)

 そんな井上氏の次戦となる、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の決勝が、11月7日にさいたまスーパーアリーナで行なわれることが、奇しくも本日発表された。

 それを受け鈴木氏は井上氏に、「その試合の計量も試合も、しっかりとヒゲを剃って行ってくださいね。これだけ言っていて、本番で『剃ってないじゃないか!』ってことのないようにしてくださいよ」と、エールを送った。

会場でスパーリングする鈴木氏と井上氏