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ブラウン、あご下の剃り残しゼロを目指した“究極の密着”シェーバー

左からシリーズ6、シリーズ7、シリーズ5

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)は、ブラウンのシェーバー新製品として、“新密着シリーズ”3モデル「シリーズ5」「シリーズ6」「シリーズ7」を8月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万円~2万円台。予約受付は7月21日から開始する。

“ブラウンシェーバー6年ぶりとなるイノベーション”を行ない、「あご下の剃り残しという消費者の長年の悩みに応え、究極の密着性を実現すべく一新した」というミドルレンジモデル。現行のシリーズ3/シリーズ5/シリーズ7に代わる、新密着シリーズとして展開する。

既存の中間価格帯製品である5,000円~2万円台のユーザーをターゲットとしたモデル。同社調査によれば、同価格帯のユーザーの大きな悩みが「あご下の剃り残し」だったことから、今回の新シリーズ開発に至ったという。なお、上位機の9シリーズや8シリーズに搭載されている、ヘッドが毎分1万回振動する「音波振動」は、今回の新モデルは対応しない。

“あご下の剃り残しゼロ”を目指して開発

新密着シリーズの大きな3つの特徴は「デザイン」、「テクノロジー」、「密着性」。

人間工学に基づいたデザインにより、扱いやすさを向上。シェービング時の動きを研究し、ヘッドを総重量の約22%にまで軽量化した。理想のボディーとハンドルのバランスとし、使いやすさを追求している。国際的デザイン賞の「iF Design Award 2020」も受賞している。

テクノロジー面では、7年間の期間をかけて、従来よりも50%小型ながらパワーは同等なモーターや、そのパワーの軽減を避けてヘッドに伝達する「新トランスミッションシステム」を開発。モーターを本体のヘッド側ではなく中央部に配置することでヘッドの独立を実現し、様々な角度のシェービングに対応。“究極の密着”を可能にしたという。

また、密着性を高めるために、最適な角度と自由な動きを実現する独立ヘッドを開発。調査で判明した点として、究極の密着を実現するためにはヘッドの動きに優先順位が存在しているとの考えに基づき、重要な点から順に「深剃りや肌の凹凸にしっかり対応するための刃の浮き沈み」「上下のストロークの動きに合わせた密着を実現する縦の首振り」「細かい微調整ができる横の首振り」を挙げている。新密着シリーズは、この3つの優先順位に沿った機能を各シリーズに搭載した。

シリーズ5は、約4~5mmの刃の浮き沈みを実現する「3連密着ブレード」を搭載し、深剃りや凹凸に対応。また、網刃を外さず簡単にヒゲくずを洗い流せる「クイック洗浄システム」を採用している点も特徴。

シリーズ5
クイック洗浄システムに対応

シリーズ6は、3連密着ブレードに加えて、縦の首振りをする「スイング密着システム」を搭載。独立したヘッドが縦方向にスイングすることで、上下のストロークの動きに沿った理想的なシェービングを実現したという。

シリーズ6

シリーズ7は、刃の浮き沈み、縦の首振りに加え、横の首振りを実現する「360°密着システム」を搭載。独立したヘッドが縦だけでなく、全方向にスイングすることで、あご下部分にも密着。剃り残しをなくすとともに、時短シェービングも実現したという。

シリーズ7
シリーズ7は「360°密着システム」を搭載

3シリーズ共通で、丸ごと水洗いや、お風呂剃りに対応。本体サイズはいずれも64×51×166mm(幅×奥行き×高さ)、重量は、シリーズ5が約173g、シリーズ6が約182g、シリーズ7が約185g。連続使用時間はいずれも約50分で、充電時間は約1時間。