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東芝、油汚れに強いオーブンレンジ。かがまず使える新デザイン

左からER-WD80、ER-WD70(ブラック/ホワイト)

東芝ライフスタイルは、手入れのしやすさが向上した過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」のミドルモデル「ER-WD80」と、角皿式スチームオーブンレンジ「ER-WD70」を9月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に66,000円前後、55,000円前後。

いずれもヒーターの露出がないフラット天井と、丸みを帯びた四隅の形状により拭き掃除がしやすい点が特徴。新たに汚れをはじく撥水/撥油性のセラミックコーティング「庫内よごれプロテクト」を施し、汚れの付着を軽減するという。またスチームで汚れを浮かせて落としやすくする「手間なしお手入れ」コースも搭載。庫内容量は26L。

丸みを帯びた形状が拭きやすい
撥水/撥油性のセラミックコーティング「庫内よごれプロテクト」

レンジ用赤外線センサーの配置を、従来の庫内側面から上面へ移動。加熱する食材を入れた容器の影響を受けにくくなり、食材の表面温度をしっかり検知できるため、上手に温められるという。

グリル機能の出力は800Wから1,100Wへアップし、焼き魚も高温でパリッと仕上げられるとする。

センサー位置を変更し、上手に温められるように

「操作パネルが扉の下にあるとかがんで操作しなければいけない」という声を反映し、操作パネルを扉横へ移動した。上から見たときに操作パネルが隠れないようにハンドルをカーブさせたほか、時間やメニュー選択には簡単に操作できるダイヤル式を採用。

付属の角皿をフラット形状にしたことで容器や型が傾かず、プリンやマフィンなどをきれいに焼き上げられるという。周囲には溝をつけ、余分な油脂分が流れやすくした。

容器が傾かないフラットな角皿

このほか「ER-WD80」のみ、ヘルシーな和食メニューを6レシピ追加。1,100Wの大火力グリルを活用した焼き物や、定番の煮物、スチーム機能を使った蒸し物など、脂質や糖質が気になる人にもおすすめとしている。

いずれも本体サイズは480×390×350mm(幅×奥行き×高さ)。消費電力は1,350W。レンジ出力は1,000W(最大3分)、600W/500W、200W/100W相当。オーブンの温度設定範囲は100~250℃、発酵は30/35/40/45℃。ER-WD80の自動メニュー数は99、本体カラーはブラック。ER-WD70は自動メニュー数が96、本体カラーはブラック/ホワイト。

ER-WD80
ヘルシーな和食メニューも