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日立、冷蔵庫の中身から献立提案するアプリ

家事サポートアプリ「ハピネスアップ」の新機能「ぱっとレシピけいかく」

家事に対する悩みのなかで、特に毎日の献立を考えるのが負担という人はいるはず。日立グローバルライフソリューションズの家事サポートアプリ「ハピネスアップ」に追加された「ぱっとレシピけいかく」機能は、冷蔵庫の残り物やスーパーの特売品など使用したい食材を選ぶだけで1日1品、最大7日分のレシピを提案してくれる。

日立の家電を持っていなくても使えるが、同社の冷蔵庫や電子レンジと連携することでより便利に使える機能もあるため、詳しくは後述したい。「ぱっとレシピけいかく」は5月22日配信の「ハピネスアップ」バージョンアップ版アプリをダウンロードすることで利用可能だ。

1週間分の献立提案を受けられる

冷蔵庫の中身から献立提案も

「ぱっとレシピけいかく」では、献立を決めてほしい日付と、使用する食材、除外する食材(任意)を選ぶと、1日1品、最大7日分のレシピ提案が受けられる。提案されたレシピの変更や削除も可能。レシピは日立のオーブンレンジ(MRO-W10B)のメニューから提案される。

提案メニューの傾向を調整できるのも特徴で、「肉多め」「魚介少なめ」やカロリー、塩分、タンパク質量の高低も選択可能。このほか、レシピのお気に入り登録や過去の献立計画を確認することも可能。

献立を決めてほしい日付と、使用する食材を選ぶ
除外する食材は任意で5品まで登録可能
実際に提案された献立。1日1品、最大7日分を提案してくれる
レシピの傾向も調整できる

献立から買い物メモを自動作成してくれるのもうれしいポイント。ただし、買い物メモはレシピごとに表示されるため、同じ食材を使うレシピが複数あった場合に、必要な食材の総量がまとめて表示されるわけではない点には注意が必要だ。

買い物メモの作成も

日立のコネクテッド家電を使用している場合に、より便利に使える機能も搭載。冷蔵庫の場合は「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」に登録した食材リストと自動で連携するため、冷蔵庫にある食材から献立を提案してもらうことができる。

なお、冷蔵庫アプリへの食材登録は手動。冷蔵庫カメラでの撮影による自動リスト化機能もあるが、こちらも食材名は手動で登録する必要がある。

日立のコネクテッド家電と連携するともっと便利に使える
カメラ付き冷蔵庫「R-GXCC67X」
撮影した画像から食材が自動でリスト化される。食材名は手動登録

オーブンレンジを使用している場合は、その機種にあわせたレシピを提案。さらに「日立電子レンジヘルシーシェフアプリ」へ遷移し、オートメニューをアプリから本体へ送信でき、本体のメニュー設定の手間が省ける。

6月発売の過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ MRO-W1D」
「日立電子レンジヘルシーシェフアプリ」へ遷移し、メニュー設定を本体に送信できる
本体へオートメニューを送信したところ
設定の手間なく調理ができる

上述したようにレシピは日立のオーブンレンジのメニューから提案されるものの、同社製品を持っていなくても「ぱっとレシピけいかく」は利用可能。提案された献立を参考に、ガスコンロなどで作るレシピを別途参照してもいいわけだ。献立が思い浮かばないといった食事作りの最初のハードルを解消する機能となっている。

ハピネスアップではほかにも「家電の救急アラート」機能を搭載。家電に不具合があった際にスマホに通知が届き、アプリで修理申し込みまで行なえるワンストップのサポートを提供する