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シャークの掃除機、後ろへ動かしてもゴミ残さず時短で静音に
2025年6月4日 13:24
シャークニンジャは、スティック掃除機の最上位モデル「Shark PowerClean 360」を6月18日に発売する。市場想定価格は99,000円。
掃除機において、何よりも掃除性能を優先したい人に向けて開発されたモデル。前だけでなく後ろへ動かしてもゴミを残さないようにした「360°クリーニング」が大きな特徴。掃除機を前に押しても、後ろに引いても、ヘッドの両サイドからもゴミを吸い取る。
ヘッドを引いてもゴミが吸える。ブラシも進化して静かに
独自の新開発「360インテリジェントノズル」は、掃除機を前に押した時の吸引に加え、後ろに引いた時の動きでもゴミを吸引。新開発のアクティブフラップが床に密着しながら空気の流れを作ることで、後ろに引いた時もゴミを効率よく取り除く。これによって、一般的な掃除機の動かし方と同じく、360度どの方向からでも、より時短で効率よくゴミを吸えるという点がメリット。
この「360°クリーニング」に加え、独自の3つのセンサーで取り残しを防ぎ、同社基準では「2.2kg以下のコードレススティック掃除機の中で最も優れた掃除性能」としている。
iQセンサーは、検知したゴミの量に応じて吸引力を自動調整。カーペットなどに隠れたゴミも検知して、iQインジケーターでゴミの有無を確認できて、取り残しを防げる。
フロアセンサーは、床のタイプに合わせブラシの回転速度を自動調整。カーペットでは回転速度を上げてゴミをかき出す。
エッジセンサーにより、ゴミやホコリが溜まりやすい部屋の角や壁際を検知して吸引力を最大2倍アップしてゴミを吸い集める。
ブラシロールも進化。従来はラバーだったフラップを、新たにケブラー繊維へ変更。これまでは高速回転時にフローリングに当たる音が課題だったが、ケブラー繊維の採用で静音性を高め、ゴミ除去の性能や耐久性も向上させた。従来と同様に、髪の毛やペットの毛が絡まずに除去できる技術も備える。
ゴミの視認性をあげるライトには、新たに青色LEDを採用。フローリングなどで目立たないゴミも立体的に見えやすくした。
掃除した後にゴミ捨ての手間を減らす自動ゴミ収集ドックのデザインも新しくなり、よりコンパクトに見えるひし形のボックスになった。また、夜などに自動ゴミ収集しないようにするボタンは、スタンドの上側へ移動。かがまなくてもボタンを押しやすくなった。
本体カラーは、ピュアブラック(IW4271JBK)とライトコッパー(IW4171JCP)の2種類。ピュアブラックには、本体を折り曲げて家具の下など低い場所も掃除しやすいFLEX機能を備える。ライトコッパーは、FLEX機能を省いたことでスティック時の重量がやや軽くなっている。
本体サイズは、スティック時が228×321×1,080mm(幅×奥行き×高さ)で、重量はピュアブラックが約2.2kg、ライトコッパーが約2kg。ハンディ時は89×245×336mm(同)、約1.2kg。収納時は230×350×1,109mm(同)。
スティック時の連続使用時間は、iQモードが約7~38分、エコモードが約38分、ブーストモードが約7分。充電時間は約4.5時間。
付属品は、ブラシ付き隙間用ノズル、ペットマルチノズル、布団ノズル、ミニモーターヘッド、リチウムイオンバッテリー1個、アクセサリードック。