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シャープ、送風音が苦手な子供の髪を乾かしやすいヘアードライヤー

プラズマクラスター ドレープフロードライヤー IB-WX3

シャープは、送風音や強風が苦手な子供の髪をやさしく乾かせる「プラズマクラスター ドレープフロードライヤー IB-WX3」を、8月25日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は36,000円前後。

子供のヘアドライに適した「ジェントルモード」搭載のヘアードライヤー。大きな送風音や強い風が苦手な子供の髪をやさしく乾かせるよう、風量を抑え、風温を低めに設定した。

通常の風量設定は「TURBO(大)/DRY(中)/SET(小)」の3段階だが、ジェントルモードは「SET(小)」よりも弱い風に設計。距離センサーを搭載しているため、吹き出し口に近づきすぎると冷風に切り替わる機能も搭載した。

ジェントルモードは「SET(小)」よりも弱い風に設計

育児中のユーザーへ同社がヒアリングした結果、多くの家庭で乳幼児の時期からドライヤーで髪を乾かしていることがわかったという。一方で、強い風量や大きな送風音が苦手な子供はドライヤーの風を嫌がって逃げるという指摘もあった。

そこで、風量と風温を抑えた「ジェントルモード」を開発。社内モニターテストでは、「子供が大人しくしてくれていたので風を当てやすかった」「ドライヤーを使っていても子供と会話ができるのがよかった」との意見が得られたという。

風量ボタンを長押しすることでジェントルモードに切り替えられるが、電源を入れながら風量ボタンを同時に押すことで、運転スタート時からジェントルモードに設定することも可能。

風量ボタンを長押しすることでジェントルモードに切り替えられる
電源を入れながら風量ボタンを同時に押すと、運転スタート時からジェントルモードに

2つの風で髪を立体的に押し分けて速乾

ドレープフロードライヤーの特徴である、2つの吹き出し口も引き続き搭載。風量1.2m3/分と大風量ではないが、2つの風が深く広範囲に届くため、風が髪を立体的に押し分けながら素早く乾かせるという。ノズルが短いため、頭に近い位置で持つことができ、ラクに取り回せる。

吹き出す風とともにプラズマクラスターが髪に届くことで、髪の静電気を抑えてブラッシングダメージからキューティクルを守る。紫外線によるダメージや枝毛・切れ毛を抑制する効果があるという。

運転モードは、「HOT/SENSING/BEAUTY/SCALP/COLD/GENTLE/APP(アプリ対応)」を用意。センシングモードは、距離センサーにより吹き出し口と髪の距離を測定し、AIにより髪表面の温度が55℃以下となるよう送風温度を自動的にコントロールする。

運転モードは「HOT/SENSING/BEAUTY/SCALP/COLD/GENTLE/APP(アプリ対応)」

髪に与える熱ダメージや過乾燥を抑えられるほか、プラズマクラスターとの相乗効果で毛髪のキューティクルダメージを低減し、ヘアカラーの退色を約40%抑える。

ビューティーモードは、温風と冷風を自動で繰り返し、キューティクルを引き締めてツヤ髪へ導く。

アプリ対応モードは、美髪アプリ「ボーテアップ(beauteAPP)」と連携して使用する。風量や風温を細かくカスタマイズしたモードが使えるようになるほか、モードの切り替え順などを変更できる。

本体サイズは、88×132×233mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は590g。消費電力は1,200W。セット用ノズル、ユニット清掃ブラシが付属する。カラーはホワイト系、ゴールド系の2色。

アプリから、風量や風温を細かくカスタマイズしたモードを登録
髪の長さ別に乾かし方のアドバイスをしてくれる機能も
カラーはホワイト系、ゴールド系の2色

ノズルが長く、風量1.8m3/分の大風量プラズマクラスタードライヤーも同時に発売する。コールドボタン搭載の「IB-RP9」と非搭載の「IB-RP7」の2機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、24,000円前後、18,000円前後。

いずれも距離センサー&AIは非搭載で、アプリモードも非対応となる。

「IB-RP9」ピンク系
「IB-RP9」ベージュ系
「IB-RP7」ホワイト系