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照明プロジェクターpopIn Aladdinが「OS 2.0」に進化。声で操作、デジタル掛軸も
2021年1月27日 10:00
popInは、プロジェクター付きシーリングライト「popIn Aladdin」(ポップイン・アラジン)に搭載しているAladdin OSのメジャーアップデートを実施。操作性の改善や、新機能/映像コンテンツの追加などが行なわれている。
2018年11月から一般販売され、シリーズ販売累計台数が10万台を突破した「popIn Aladdin」が、Aladdin OS 2.0へアップデート。対象機種は、初代popIn Aladdinと、短焦点レンズを備えたpopIn Aladdin 2、低価格モデルのpopIn Aladdin SE。
「おうち時間を豊かにする」をテーマに、アプリを探しやすいホーム画面に変更され、コンテンツの追加なども行なわれた。新しい映像コンテンツとして、“うつろい”を創り出すという「デジタル掛軸」や、大画面にお祝いメッセージを投影する「誕生日モード」などに対応。また、ほぼ全てのアプリを音声でコントロール可能になった。
ホーム画面とユーザーインターフェイス刷新、声でアプリ操作
インストールされた各アプリを、「エンタメ」や「キッズ」などカテゴリー別に絞り込み表示できる新しいホーム画面に刷新。画面上段タブにカテゴリー、中段にアプリのアイコン、下段には動画アプリの注目作品など「アプリ内のおすすめコンテンツ」が表示される。
表示されるカテゴリーは、「すべて」、「インテリア」、「ヘルスケア」、「Aladdin ID」、「キッズ」、「エンタメ」。
popIn Aladdinに搭載されている“ほぼ全てのアプリ”が、音声による操作に対応。リモコンに「UFO」や「ライオン」と話しかけるとその映像が見られるなど、毎日の生活の中で音声操作が習慣化することで、popIn Aladdinをより快適に利用できるという。
「かんたん音声画像検索」機能も追加。音声による検索結果に画像サムネイルが追加され、好きな画像を壁一面に映し出して壁紙として利用できる。キャラクター画像を大画面で投影しながら、親子で絵を描いて楽しむなど、親子学習にも活用できる。
動画アプリのお試し視聴も可能に
コンテンツを購入できる「Aladdin Store」(旧「App Selection」)もアップデート。無料のAladdin IDアカウントを登録すると、popIn Aladdinで有料サービスの使用料や動画配信サービスに使える「1ケ月のチケット」を購入して利用できる。
また、Aladdin ID新規登録時に付与されるAladdinポイント(500円相当)を、対象サービスの支払い時に利用できる。今後もAladdinポイントで購入できる有料サービスを追加予定。
思い出の写真を壁に飾る「フォトメモリーズ」を、クラウドで共有
スマホに入っている思い出の写真を大画面に投影できる「フォトメモリーズ」の写真データが、クラウドに保存可能となる。popIn Aladdin本体に記録している写真データはIDに紐づきクラウドへ自動的に同期され、無料で1,000枚の写真を保存可能。離れて住む家族とも共有できる。
目覚めの風景を追加。誕生日のお祝いや、「デジタル掛軸」も
毎朝、美しい風景や癒しの自然音で目覚められる「おはようタイマー」のコンテンツも拡充。新たに「せせらぎ」と「波」が利用可能になる。なお、初代popIn Aladdinや、Z6 Polar Meets popIn Aladdinはサービス対象外。
「誕生日のお祝いモード」も利用可能。スマホ専用アプリから誕生日を登録すると、当日の指定時間帯にpopIn Aladdinで大画面にメッセージや写真を投影できる。
新たに「チャイルドモード」機能も追加。音声検索が、あらかじめ選択したアプリのみで使用可能となり、解除するには特定のキー入力が必須となる。これにより、子供が使うアプリ/コンテンツの制限などを親が設定できる。
「プロジェクションマッピングの生みの親」というデジタルアーティスト長谷川 章氏が監修した映像アート「デジタル掛軸」コンテンツを、無料で投影可能。色彩豊かにうつりゆくデジタルアートの世界観を、自宅の壁一面に投影して楽しめる。