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冬の換気はエアコンから離れた窓で。ダイキンおすすめの換気方法とは?

ダイキン「上手な換気の方法~住宅編~」

ダイキン工業は、11月9日(いいくうき)の「換気の日」を前に、同社のWEBコンテンツ「上手な換気の方法~住宅編~」で、冬場の換気の方法を公開した。冬場に窓を開けて換気をする際に気になる「寒さ」や「電気代」の対策にもつながるおすすめの換気の方法について、イラストを用いて紹介している。

起床時・帰宅時は暖房で部屋を暖かくして換気

冬場の朝や、外から帰ってきた場合には、まずエアコンの暖房を入れ、部屋が暖かくなってからエアコンを運転したまま窓を開けて換気することを推奨している。その際、エアコンのONタイマーを活用し、事前に部屋を暖めておくのがおすすめだという。

やや短めの窓開け換気を1時間に2回行なう

夏場の窓開け換気の時間と回数の目安は、1時間に5分の換気を2回が一般的とされている。冬場に窓を開けて換気する場合、外の空気が入り部屋の温度が下がりやすくなるため、5分より少し短めの換気を1時間に2回すると良いとしている。

気温差の大きな冬は夏よりも短めの換気を行なう

エアコンから離れた窓を開ける

エアコンは窓の近くに設置される場合が多い。そのためエアコンをつけたままで換気をする場合は、できるだけエアコンから離れた窓を開けることを推奨している。エアコンの暖かい空気がそばにある窓から出てしまうと、効率的に部屋を暖めることができず、またエアコンに負荷がかかり続けて電気代が上がる原因となるという。

就寝前に換気することで結露の抑制にも有効

結露は、室温と外気の温度差が大きく室内の湿度が高いときに発生しやすい。窓だけでなく押し入れの奥や壁や床など、居住空間よりも温度が低い場所や空気の対流がない場所では、湿度の高い空気が冷やされて結露となる。就寝前、歯磨きをしている間だけでも、窓開け換気などをすると建物全体の結露を抑制することにもつながるとしている。

就寝前の換気は結露の抑制にもつながる

なおダイキンは、屋外から新鮮な空気を取り込み、冷暖房しながら室内換気を行う給気換気機能を搭載したエアコン「うるさらX」を11月1日に発売している。リモコンの「換気ボタン」を押すだけで換気運転が行なえるという。

ダイキンのルームエアコン「うるさらX」
給気換気の仕組み