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パナソニック、シンプルなデザインの可変圧力IHジャー炊飯器3モデル

可変圧力IHジャー炊飯器 SR-MP0シリーズ

パナソニックは、一人ひとりのくらしになじむ調理道具としてのあり方を追求し、キッチンや食卓にフィットするシンプルなデザインの可変圧力IHジャー炊飯器SR-MP0シリーズ3モデルを7月1日に発売する。

今回発売するのはSR-MPW0シリーズ、SR-MPA0シリーズ、SR-MPB0シリーズの3モデルで、それぞれ0.5合~5.5合炊きと1合~1升炊きの2機種を発売。

価格はオープンプライス、店頭予想価格はそれぞれ5.5合炊き、1升炊きの順で、SR-MPW0シリーズのSR-MPW100が72,000円前後、SR-MPW180が76,000円前後。SR-MPA0シリーズのSR-MPA100が50,000円前後、SR-MPA180が53,000円前後。SR-MPB0シリーズのSR-MPB100が40,000円前後、SR-MPB180が43,000円前後。

SR-MPW100。カラーはホワイト

「くらしになじむ調理道具」をコンセプトに開発した炊飯器。パナソニックは、2018年4月よりデザイン部門にCMF(Color=色、Material=素材、Finish=加工)のスペシャリストを迎え入れ、色や形の見た目だけでなく感性価値や体験にまで落とし込んだデザインを目指している。今回の新製品は、このCMFスペシャリストが商品検討段階から炊飯器のデザインに携わった。

側面から底にかけて丸みのあるラウンド形状と手触りが心地良いマットな質感を採用し、使う人が、使うごとに愛着を持てるよう意識したとする。天面には鋳物のようなフレームやフラットな造形でまとめ、鍋や茶碗などの調理道具を彷彿とさせる形を意識したという。カラーはテーブルウェアなどの傾向にあわせ、グレイッシュトーンを採用した。

SR-MPA100。カラーはブラック
SR-MPA100。カラーはブラウン
SR-MPB100。カラーはグレー

上位モデルのSR-MPW0シリーズは、新制御の「Wおどり炊き」を搭載し、もちもちの銀シャリが楽しめる点が特徴。2つの炊き技で米を激しくおどらせて一粒一粒にムラなく熱を均一に行き渡らせることで、甘みともちもち感のあるご飯に炊き上げるという。

内釜にはダイアモンド竈(かまど)釜を採用。内釜全面を包み込むように搭載した6段IHにより、大火力をベストなタイミングで米の芯まで伝えるとする。このほか、視認性がよい「反転バックライト液晶」を搭載した。本体カラーはホワイト。

SR-MPA0シリーズは、新制御の「可変圧力おどり炊き」を搭載。これは、加圧して高温化させ、減圧時に激しく対流させることで米芯まで加熱するというもの。これにより、甘み、もちもち感を引き出すとする。

内釜にはダイアモンド竈(かまど)釜を採用。全面発熱5段IHを備え、大火力で釜を包み込むように加熱するとしている。

このほか、かたさ、食感を好みにあわせて炊き上げる「銀シャリ炊き分け4種類」機能を備える。本体カラーはブラック、ブラウン。

SR-MPB0シリーズにも、新制御の「可変圧力おどり炊き」を搭載。ふっくらと美味しく理想のもちもち感を実現するとしている。ダイアモンド竈(かまど)釜、全面発熱5段IHを備える。炊き分けメニューは、「銀シャリ炊き分け2種類」。本体カラーは、炊飯器では珍しいグレーをラインナップ。

5.5合炊きの本体サイズは、3シリーズ共通で275×361×234mm(幅×奥行き×高さ)。重量はSR-MPW100、SR-MPA100、SR-MPB100の順で約6.7kg、約6.5kg、約6.4kg。炊飯時の消費電力は順に約1,210W、約1,200W、約1,200W。

1升炊きの本体サイズは、3シリーズ共通で297×378×269mm(幅×奥行き×高さ)。重量はSR-MPW180、SR-MPA180、SR-MPB180の順で約7.9kg、約7.7kg、約7.5kg。炊飯時の消費電力は3シリーズ共通で約1,400W。