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ツヴィリング、温度計や計量機能を備え、温かいスープも作れるブレンダーなど ~キッチン家電7機種
2020年3月13日 18:22
包丁やフライパンなどを手掛けるドイツのキッチンウェアメーカー・ツヴィリングは、日本国内においてキッチン家電市場に参入することを発表した。調理家電シリーズ「ENFINIGY(エンフィニジー)」7機種を、3月26日より順次販売する。業界最高水準のブレード開発に成功したブレンダーや電気ケトル、ポップアップトースターをラインナップ。価格は9,800円~98,000円(以下、すべて税抜)。
刃物メーカーとして広く知られるツヴィリングが手掛ける調理家電シリーズ。ブレンダー4機種、電気ケトル2機種、ポップアップトースター1機種をラインナップする。
いずれもデザインは、世界的に著名なイタリア人デザイナーであるMatteo Thun(マテオ・トゥーン)氏が担当。機能的でスタイリッシュなタイムレスデザインとしている。
特殊形状のステンレスブレードを採用したパワーブレンダー
ブレンダーの上位モデルに当たる「パワーブレンダー プロ」と「パワーブレンダー」は、刃物の本場として知られるドイツ・ゾーリンゲンで開発された特殊形状のステンレスブレードを採用。歯型形状の「ピラニアエッジ」が特徴で、シャープな切れ味が長持ちし、食材を驚くほどなめらかな仕上がりにできるという。いずれも容量は1,800ml。
価格は、パワーブレンダー プロが98,000円、パワーブレンダーが39,800円。発売日は順に、5月、3月26日を予定している。
パワーブレンダー プロ
パワーブレンダー プロはDCモーターを採用し、パワフルながら静音性を両立。6種類の自動プログラムモード「スムージー/カクテル/アイスクリーム/アイスクラッシュ/ホットスープ/クリーニング」を備える。
ホットスープは、ブレードの摩擦熱で加熱調理し、ブレンダーだけで温かなスープができるという。このほか、粘りのあるパン生地もこねられる。
マニュアルモードでは、12段階のスピード設定ができるほか、パルスモードを用意。肉の下ごしらえや食材のみじん切り、すりつぶしまで幅広く使えるとする。
このほかアタッチメントとして、食材を計量できるスケールや、カップ内の温度が測れる温度計付きタンパーを付属する。カップはトライタン製で、ガラスのような透明感がありながら軽く、割れにくいという。
本体サイズは、194×214×426mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約5.6kg。消費電力は1,200W。コード長は1m。
パワーブレンダー
パワーブレンダーは、ACモーター採用で、自動プログラムモードは5種類「スムージー/カクテル/アイスクリーム/アイスクラッシュ/クリーニング」を用意。温度計非搭載のタンパーが付属する。
本体サイズは、195×214×426mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約4.8kg。消費電力は1,400W。
テーブルブレンダー/パーソナルブレンダー
このほかブレンダーは、コンパクトながらパワフルな「テーブルブレンダー(容量1.4L)」、1~2人用の「パーソナルブレンダー(容量550ml)」をラインナップ。価格は順に、24,800円、14,800円。いずれも発売日は3月26日。
テーブルブレンダーの本体サイズは、176×188×402mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約4.0kg。消費電力は1,000W。自動プログラムモードは4種類「アイスクラッシュ/カクテル/スムージー/クリーニング」。タンパーが付属する。
パーソナルブレンダーの本体サイズは、139×156×362mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.3kg。消費電力は500W。マニュアルのパルスモードを用意し、氷や冷凍食材も粉砕可能。カップに付け替えてそのまま持ち運べるキャップが付属する。
電気ケトル
「電気ケトル プロ」と「電気ケトル」は2機種ともに、大容量1.5Lサイズ。価格は順に、16,800円、9,800円。発売は5月を予定している。
電気ケトル プロには、温度設定機能と30分間の保温モードを搭載。60/70/80/90/100℃に設定でき、用途に合わせて最適な温度でお湯を沸かせるという。
本体は沸かしたお湯が冷めにくい2重構造で、外側は熱くならず子供が触っても安心としている。いずれも空焚き防止機能と、自動電源オフ機能を備える。
電気ケトル プロの本体サイズは、223×211×265mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.7kg。消費電力は1,000W。
電気ケトルの本体サイズは、223×152×259mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.3kg。消費電力は1,000W。