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アイリスオーヤマ、圧力タイプに初めて水量計測を搭載した炊飯器

 アイリスオーヤマは、圧力タイプに初めて水量を計測できる「量り炊きモード」を搭載した「銘柄量り炊き 圧力IHジャー炊飯器」を、7月10日に発売する。3合炊き「KRC-PC30」と、5.5合炊き「KRC-PC50」の2機種で、価格は順に32,800円、34,800円(税抜)。

銘柄量り炊き 圧力IHジャー炊飯器

 あらかじめ米の量を計測し、銘柄に合わせて炊き方や水量を調整する「量り炊きモード」を搭載した圧力IHジャー炊飯器。同社の圧力タイプで、量り炊きモードを搭載したのは今回が初となる。

 量り炊きモードでは、対応する40銘柄それぞれの粒の大きさや水分値に合わせて水量を調整。加熱工程と加圧時間の調整により、銘柄の特徴を引き出して炊き上げるという。水量は、内釜に入れた水が基準値との差が5cc以下になると、液晶に「OK」サインが出るため、水量による失敗がしづらくなるとする。

洗う前の米を入れて計量すると、必要な水量が表示される
対応する40銘柄

 このほか、茶碗によそったごはんのカロリー目安がわかる「カロリー計量」、カレーや冷凍ご飯など6種類の炊き方コースを用意した「こだわり炊き分け」、1合を18分で炊飯する「高速炊きモード」などを搭載。

 こだわり炊き分けには、健康志向の人に向けた「食物繊維米モード」も用意。ごはんに含まれるレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)を、通常炊飯時よりも増加させるもので、腸内環境を整える効果があるとしている。

 なお、同社炊飯器の一部モデルに採用されている「IH分離型」は、本機では非採用。

6種類の炊き方コースを用意した「こだわり炊き分け」

 3合炊きの本体サイズは、265×349×224mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約5.2kg。炊飯時の消費電力は713W。コードはマグネットプラグ式で、コード長は1m。

 5.5合炊きの本体サイズは、265×382×242mm(同)で、重量は約6.6kg。炊飯時の消費電力は1,230W。コードリール式で、コード長は1m。

 いずれも、しゃもじ、洗米棒、計量カップ(白米用0.5合、1合/無洗米用1合)。