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象印、かまど炊きを再現した高級炊飯器「炎舞炊き」に小容量モデルを追加
2019年5月30日 16:15
象印マホービンは、圧力IH炊飯ジャー“炎舞炊き”シリーズに、4合炊きの小容量モデル「NW-ES07」を追加。7月21日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は100,000円前後(税抜)。
本体底に搭載する2つのIHヒーターにより、かまど炊きでの大火力を再現した、4合炊きの圧力IHジャー。また、小容量ならではのコンパクトサイズながら、4合まで炊飯できる点が特徴。
同社によれば、かまど炊きでは、強い炎(=大火力)がゆらぎながら釜に当たり、部分的に高温となることで、釜内に温度差が生じて激しく複雑な対流が起こるという。
同機はIHヒーターを2つ搭載。それぞれのIHヒーターを独立制御する「ローテーションIH構造」により、部分的な集中加熱を行ない、かまどの炎の「ゆらぎ」を再現する「炎舞炊き」を開発。
炎舞炊きは、大火力で釜内のお米を大きくかき混ぜ、α化を促進。甘み成分である還元糖を増やしたとする。
また炎舞炊きにより発生した熱が外に逃げるのを抑えて、効率よく加熱するために、鉄素材をアルミ層とステンレス層に組み込んだ内釜「鉄〜くろがね仕込み〜豪炎かまど釜」を採用。蓄熱性や発熱効率、熱伝導率を高めているという。
炊飯メニューは、前回のごはんの感想を選択式で入力すれば、炊き方を微調整して好みの炊き上がりに近づける「わが家炊き」メニューを引き続き採用。炊きあがりの粘りを9段階、かたさを9段階、全81通りから設定できる。
圧力の強さと時間を調整して寿司飯・白米・玄米までを7通りの食感で炊き分ける「7通りの炊き分け圧力」、30時間おいしく保温できる「うるつや保温」、におい残りを軽減する「クリーニング」などの機能も搭載する。
また、「フラットトップパネル」や「フラットフレーム」、「フラット庫内」などを採用し、汚れを拭き取りやすくしている。
本体サイズは230×305×205mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約6kg。炊飯容量は0.09〜0.72L。炊飯時消費電力は1,140W。一回あたりの炊飯時消費電力量は110Wh。電源コード長は1m。本体カラーは、濃墨(こずみ)。