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洗剤を自動噴霧し4枚の円形パッドが回転する窓掃除ロボット、業務用「ウィンドウメイト WMシリーズ」

 セールス・オンデマンドは、韓国・RF Co.,Ltd.製の業務用窓掃除ロボット「ウィンドウメイト WMシリーズ」2製品を2月25日に発売する。対応窓厚が5~15mmの一般ガラス用「RF-WM1001-S」と、16~24mmの複層ガラス用「RF-WM1001-D」で、価格はいずれも140,000円(税抜)。

ウィンドウメイト WMシリーズ

 窓を磁石で引き合う2つのユニットで挟み込み、自走しながら窓を掃除する充電式で業務用の窓掃除ロボット。ナビゲーションユニットとクリーニングユニットの2つのユニットで、窓を挟み込んで利用する。

 業務用である本機では、クリーニングユニットの中央に4つ円形のパッドが装着され、それぞれが個別に回転することで、洗浄効率がアップしたという。また洗剤の自動噴霧機能を備えており、一定間隔で洗剤を噴霧できる。

 本体には、窓枠を感知するバンパーセンサー、本体の移動距離や位置を把握する加速度センサー、適切な磁力で窓を挟み込むよう調整する磁力センサーなどを搭載。窓サイズを自動的に測定後、自己位置を把握しながら掃除を行なう。

 清掃完了時やバッテリー残量が少なくなった場合には、スタート位置へ自動的に戻るため、手の届かない位置で停止することがないとしている。洗浄には、速乾性の高い専用洗剤を用いるとしており、噴霧量はリモコンでの調整も可能。

 既存品となる一般家庭用の「ウィンドウメイト RTシリーズ」は窓厚5~28mmに対して4製品をラインナップしていたが、WMシリーズは窓厚5~24mmに対して2製品。1台で幅広い窓厚に対応できるようになった反面、利用開始前にペアリングや磁力調整を行なう必要があるという。

 また同社では、取り外し時のミスで本体が落下することのないよう「着脱落下防止ストラップ」を添付して販売するほか、製品保証期間を既存の1年から2年に延長、内蔵バッテリー交換と本体のメンテナンスサービスの初回無料など、独自のサービスを盛り込んで販売するとしている。

 本体サイズは、ナビゲーションユニットが211×218×57mm、クリーニングユニットが208×210×50(幅×奥行き×高さ)。充電地の消費電力は25W、連続使用時間は約90分、充電所要時間は約120分。全体重量は、「RF-WM1001-S」が約2.9kg、「RF-WM1001-D」が約3.2kg。

ナビゲーションユニット
クリーニングユニット
本機では、4つの円形パッドが回転するようになった
同社が添付している「着脱落下防止ストラップ」の利用イメージ