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ルンバから窓拭きへ、セールス・オンデマンドが窓拭きロボットの販売事業参入
2016年12月1日 11:53
ロボット掃除機「ルンバ」などを販売するセールス・オンデマンドは、韓国RF社の窓拭きロボット「windowmate(ウィンドウメイト)」を日本国内の輸入販売する事業において、日本グリーンパックスと業務提携契約を12月1日に締結した。
windowmateは、2つのユニットでガラスを挟み込み、ガラス窓の内外を同時に清掃する窓拭きロボット。これまで難しかったロボットを垂直に動かす技術と、独自のソフトウェアで窓の幅と高さを認識する機能で、窓を自動で清掃するという。人の代わりに窓拭きをし、拭き筋を作ることなく均一にムラなくキレイにするとしている。
現在は、日本グリーンパックスが輸入販売を担当し、B to Bモデルを展開。今回の提携により、日本グリーンパックスが総輸入元を担い、セールス・オンデマンドが総発売元を担当するという。今後は一般消費者向けの製品も発売を予定している。
セールス・オンデマンドは、2004年の創立からロボット掃除機「ルンバ」を販売し、新しい概念の製品だったロボット掃除機市場を切り開き、国内に新しいライフスタイルを提案。家事におけるロボット製品の広い販売網と、マーケティングの知見と経験を活かすことで、消費者に新たなライフスタイルの提案ができると考えているという。
なお、既報のとおり、現在セールス・オンデマンドが担当している、ルンバなどのiRobot製品販売事業は、2017年4月に米iRobot社が買収すると発表している。買収完了後は、iRobotの日本法人が国内営業販売活動全体を担当する。