石油ストーブにガソリンを入れたらどうなる!? NITEが暖房器具での死亡事故事例を公表、正しい使い方をおさらい

・石油ストーブ使用中に火災が発生し、製品と周辺を焼損。住宅が全焼、1名が死亡した。ストーブを消火せずに給油していたことに加え、カートリッジタンクのフタが十分に締まっていなかった状態で、タンクをストーブへ入れた際、フタが外れて灯油が漏れ、漏れた灯油が高温状態の燃焼部にかかり火災に至ったと考えられる。取扱説明書には、「給油時は必ず消火する。給油後にフタを確実に締め、油漏れがないことを確認する。たフタが斜めにならないようにしっかり締める」旨が記載されていた。

本事故の再現実験の様子

・石油ファンヒーター使用中に、火災が発生し、製品と周辺を焼損。住宅が全焼、1名が死亡した。カートリッジタンクに誤ってガソリンを給油して点火したため、異常燃焼を起こし、火災に至ったものと考えられる。取扱説明書とタンクには「ガソリンの使用禁止。火災の原因になります」旨が記載されていた。