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ノジマ、20種以上の言語に対応したイヤホン型の双方向翻訳機の販売を開始
2018年11月20日 11:46
ノジマは、同社の家電量販店全店でイヤホン翻訳機「WT2 Plus」の販売を開始した。価格は24,880円(税抜)。
20種類以上の言語に対応した、イヤホン型の双方向翻訳機。ホスト用とゲスト用の2つのワイヤレスイヤホン、それに充電ケースで構成される。
使い方は、まず充電ケースから2つのイヤホンを取り出し、Bluetoothでスマートフォンと接続して専用アプリを起ち上げる。ホストとゲスト、それぞれの話す言語と翻訳する言語とを指定。あとは相手にゲスト用イヤホンを装着させればいい。
自動モード/タッチモード/スピーカーモードの3方式を用意。自動モードでは、イヤホン装着後は互いに話すだけで、自動で翻訳されていく。
タッチモードは、騒がしい環境に適し、会話時に本体のタッチバーを押したり話したりすることで、より正確に声を聞き取れるとする。
スピーカーモードでは、ユーザーが話したことをスマートフォンのスピーカーで再生する。相手の話はスマートフォンのマイクで拾い、翻訳された内容はイヤホンから再生される。見知らぬ人やイヤホンを着用したくない人、大勢とコミュニケーションを取る際に適しているという。
対応する主な言語は、中国語/広東語/英語/日本語/イタリア語/フランス語/ドイツ語/ロシア語/韓国語/スペイン語/ポルトガル語/アラビア語/ポーランド語/フィンランド語/スウェーデン語/デンマーク語/ノルウェー語/カタロニア語/ヒンディー語。
翻訳精度は約95%で、外国人とスムーズに交流できるという。
一度の充電で4〜5時間使え、充電ケース内に入れれば改めて充電が可能。ケース内では約3回充電できる。充電時間は90分。
本体サイズは2.95×2.95×1.42inch(幅×奥行き×高さ)。重さは80g。Bluetooth 4.2以上に対応する、iOS 11/Android 7.0以上の端末に対応。
なお同製品は、クラウドファンディングサイト「KICKSTARTER」で276,869ドル(約3,000万円)の調達に成功。9月には日本での製品発表と同時に、販売代理店の募集も行なっていた。