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フォーカルポイント、より自然な会話を実現する完全ワイヤレスイヤホン型のウェアラブル翻訳機

 フォーカルポイントは、Timekettle(タイムケトル)社製のウェアラブル翻訳機「WT2 Plus」のプレス向け発表会を開催した。

 同社は6月26日に、「WT2 Plus」の取り扱いの開始を発表。既に同社オンラインショップなどで販売されている。価格は25,815円(税別)。

「WT2 Plus」を装着したところ

 20種類以上の言語に対応した、イヤホン型の双方向翻訳機。ホスト用とゲスト用の2つのワイヤレスイヤホン、それにスマートフォン用のアプリで構成される。

 充電ケースから2つのイヤホンを取り出すと、Bluetoothでスマートフォンと接続される。専用アプリにて、ホストとゲスト、それぞれの話す言語と翻訳する言語とを指定。あとは相手に、ゲスト用イヤホンを装着させれば、会話が始められる。

充電ケース
パカっと開くと、イヤホン型の本体が現れる
ケースから取り出すと自動で電源がONになり、Bluetooth接続する
ホスト用とゲスト用の2つのイヤホン

 自動モード/タッチモード/スピーカーモードの3方式を用意している点が特徴。

 自動モードでは、イヤホン装着後は互いに話すだけで、自動で翻訳されていく。タッチモードは、トランシーバーのように、本体のタッチバーを押したり離したりしながら会話することで、より騒がしい場所でも、声をより正確に聞き取れるとする。また、スピーカーモードでは、話したことをスマートフォンのスピーカーで再生。相手の話はスマートフォンのマイクで拾い、翻訳された内容はイヤホンから再生される。

タッチモードのデモンストレーション

 36言語と84アクセントに対応し、世界人口の90%をカバーできるとする。

今秋には、オフラインモードを追加予定

 発表会では、新たに「オフラインモード」を追加することを告知。これまで、ネット環境が必須だったのに対し、オフライン環境でも利用できるようになるという。そのため、飛行機の中や海外でも、使いたいときに気軽に使えるようになるとした。

 また、夏〜秋にかけては、対応言語の追加も予定しているという。

 こうした使い勝手の向上や対応言語の追加はもちろん、音声認識や翻訳精度の向上は、引き続き行なわれ、随時アップデートしていくという。

今秋には、ネット環境の有無に関係なく使えるよう「オフラインモード」を追加する予定

 本体サイズは10×20×35mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは19g。充電ケースは75×36×75mm(同)で、重さは95g。WT2 Plusを使用するには、iOS 11以降またはAndroid 7.0以降で、Bluetooth 4.2以上に対応するスマートフォンが必要。充電時間は90分。連続動作時間は、本体のみで約5時間、付属の充電ケースに収納して充電した場合は約15時間。

WT2 Plusは、 “コミュニケーション”に特化して開発した翻訳機

 発表会では、タイムケトル社のAlex Qin氏と、マーケティング&PR担当のKazaf Ye氏が登壇。

 「現在、様々な自動翻訳機が販売されていますが、いずれも翻訳することに特化したデバイスばかりだと考えています。当社のWT2 Plusは、それらと一線を画した、“コミュニケーション”に特化して開発した翻訳機です」(Alex Qin氏)

 特にこれまでの自動翻訳機や翻訳アプリとの大きな違いとして、従来のものは使用時に、ユーザーが会話の相手に顔を向けるのではなく、デバイスに向けて使ってしまう点を挙げた。これは、デバイスのマイクに向けて語りかけないと、読み取り精度が落ちるためだとする。一方で、WT2 Plusはハンズフリーで使えるため、相手を見ながら、ジェスチャーやボディランゲージを交えながら会話できる。そのため、より自然な会話が実現するという。

 こうしたことから「これまで言語の壁があったが、WT2 Plusによって、そうした壁を感じずにコミュニケーションできるようになる」(Alex Qin氏)と語った。

Alex Qin氏
Kazaf Ye氏

 またKazaf Ye氏は、同機は当初、旅行者をターゲットにしてマーケティングを展開したという。だが予想に反して、購入者の購入目的の半数以上が、ビジネスでの利用やレストランやホテルでの利用、異文化コミュニケーションなど、旅行以外の利用目的を挙げていたという。

 「コミュニケーションを取る際は、アイコンタクトやボディランゲージを交えて、相手の目を見ながら話すことが重要だと考えています。そうした会話を可能にするWT2 Plusは、旅行者に限らず、今後も様々なシーンで利用されるでしょう」(Kazaf Ye氏)

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