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Wi-Fi環境がなくても通訳できるワイヤレスイヤホン型AI同時通訳機「WT2」、日本での販売代理店も募集中
2018年9月11日 16:31
Glotureは、中国・深センのShenzhen Timekettle Technologies社が開発した、ワイヤレスイヤホン型AI同時通訳機「WT2」を、11月中旬に発売する。価格は24,880円(税抜)。
Wi-Fi環境がなくても使えるイヤホン型通訳機。イヤホンとスマートフォンアプリを連携して使用する。オートモードでは、会話する相手とイヤホンを1つずつ装着し、相手の発語内容を音声認識して自動で通訳する。インテリジェントアルゴリズム機能を備え、お互いが自分の言語を話しながらリアルタイムに翻訳できるという。
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このほか、マニュアルモードも搭載。雑音が多い環境でも、双方が発語の際にイヤホンに触れることで集音精度を向上させ、通訳するとしている。質問モードでは、ひとつのイヤホンを自分の耳に装着し、スマホを相手に向けて使用。イヤホンに触れながら話しかければ、スマホを通じて相手と会話できる。
対応言語は、日本語/英語/中国語/広東語/フランス語/スペイン語/ポルトガル語/ロシア語/ドイツ語。今後は41種類の言語に対応する予定としている。
本体は充電式で、収納ケースは充電器の機能も備える。連続使用時間はフル充電で2~3時間。
なお同製品は、クラウドファンディングサイト「KICKSTARTER」で276,869ドル(約3,000万円)の調達に成功。今回の日本発表と同時に、販売代理店の募集も開始した。現在は公式ウェブページから購入でき、中国・深センから2カ月以内に直接配送される。