ニュース

本体操作無しで通話できるイヤホン型「BONX mini」一般販売

BONX mini(ボンクスミニ)

BONXは、クラウドファンディングで約8,000万円の支援を集めたコミュニケーションツール「BONX mini(ボンクスミニ)」を、3月1日に一般発売する。価格は9,900円。

イヤフォン本体と専用のスマートフォンアプリを組み合わせて使う、インターネット通信を利用したコミュニケーションツール。

BONXシリーズを装着し、専用アプリでグループ設定したユーザー同士であれば、世界中のどこにいても通話が可能だとする。トランシーバーとは違い、携帯電話のように双方向通信(同時通話)が行なえる。

イヤフォン部
BONXユーザー同士での通話が可能

一般向けの無料版アプリの場合は最大10人、ビジネス向けのBONX WORKであれば最大30人以上の同時通話を可能にする。

一度接続が切れても自動で再接続するため、不安定な電波環境でも接続を維持できる。

トークモードは、ハンズフリーモードとプッシュトークモードを用意。ハンズフリーモードは、人の声だけに反応する発話検知機能により、話すだけで通信が開始される。プッシュトークモードは、トランシーバーのようにイヤフォンのボタンを押して通信を開始する。

発話検知機能を備えているため、本体操作をせずに通話し始められる

機械学習によってユーザーの音声環境に自動で最適化するほか、マニュアルでノイズフィルターを調節することも可能。運動中の「はぁはぁ」という息切れや、遠くの人の声を拾わないとする。

同社によれば、街中でのランニングやアクティブなシーン、リモートで別々の場所で働いていても、レジャーやアウトドアシーンでも活躍するという。また通話用途だけでなく、Podcastやラジオ、音楽を聴くのにも使えるとする。

本体サイズは 約50×17×17mm(縦×横×厚み)。重さは約5g。充電ケースの重さは約30g。リチウムポリマー電池を内蔵。連続通話時間は最大約3.5時間。充電ケース使用時は合計最大約18時間。Bluetooth 4.2に準拠。ペアリング済みスマホとの通信距離は、最大約10m。対応OSは、iOS 11以降、Android 5.1以降。充電ケース、micro USBケーブルが付属。製品保証期間は、購入後6カ月。

回転するツノ部分が耳にフィットし、多少の運動でも外れない
雑踏の中でも人の声の聞き取りやすい音響設計を実現