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シャープ、アゲハ蝶からヒントを得て “だるさ感”のない心地いい風を実現したプラズマクラスター扇風機

 シャープは、プラズマクラスター7000発生機とネイチャーウイングとの組み合わせで、だるさ感のない心地いい風を実現するという扇風機を4月14日に発売する。ハイポジション・リビングファンの「PJ-H3DG」と「PJ-H3DS」、コードレス3Dファン「PJ-H2DGB」と「PJ-H2DS」の4機種をラインナップ。

 価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に31,000円前後、26,000円前後、35,000円前後、23,000円前後 (いずれも税抜)。

プラズマクラスター7000発生機を搭載した扇風機
各モデルの性能比較

 いずれも空気浄化や消臭効果が実証されている「プラズマクラスター7000」を発生させるデバイスを搭載。風とともに同イオンを部屋中に送れる。

 自然界の蝶や鳥の羽根を手本にして、扇風機の羽根形状を設計した「ネイチャーウイング」を採用している点も特徴。ネイチャーウイングを搭載することで、直進性が高い風やムラが少ないなめらかな風を送りだせるとする。

 最上位機のハイポジション・リビングファン「PJ-H3DG」には、アゲハ蝶とアサギマダラ蝶の羽根からヒントを得たハイブリッド・ネイチャーウイングを搭載。7枚羽根だが、それぞれ21枚と14枚の羽根を搭載した場合に相当する、なめらかな風を作り出せるという。また、「だるさ感」が抑制されることも、第三者機関によって実証済み。

アゲハ蝶とアサギマダラ蝶の羽根からヒントを得たハイブリッド・ネイチャーウイング
ハイブリッド・ネイチャーウイングの羽根形状
真横から見たところ。形状が複雑で主に3つの風を作り出す

 上下に約100度、左右に約90度の立体的な首振りで、部屋の空気をかき回して効率よく循環させるコードレス3Dファン「PJ-H2DGB」には、アホウドリとアマツバメの翼を応用。尖りと丸みのある羽根形状で、小さくても直進性の高いパワフルな風を作り出せるとする。

上下に約100度、左右に約90度の立体的に首を振る
アホウドリとアマツバメの翼を応用したハイブリッド・ネイチャーウイング
実際の羽根
丸みや尖り、厚みなどが調整されている

 ハイポジション・リビングファン「PJ-H3DG」とコードレス3Dファン「PJ-H2DGB」には、温度と湿度に合わせて自動で風量を調整する「みはり機能(センサー運転)」を備えている。

 風量の自動調整と合わせて、部屋が高温高湿の環境になると、光と音で知らせ、熱中症などへの注意を促す。

部屋が高温高湿の環境になると、光と音で知らせ、熱中症などへの注意を促す

シンプル機能のプラズマクラスター搭載モデル

 プラズマクラスター7000発生機を搭載したリビングファン「PJ-H3AS」。ネイチャーウイング設計の羽根は非採用。価格はオープンプライス。店頭予想価格は13,000円前後(税抜)。

リビングファン「PJ-H3AS」