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パナソニック、業界初! 液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を搭載したドラム式洗濯乾燥機「ななめドラム」
2017年8月24日 13:33
業界初! 液体洗剤の自動投入機能
パナソニックは、業界で初めて液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を搭載したドラム式洗濯乾燥機「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX9800」を10月下旬より発売する。価格はオープンプライス。市場想定価格は38万円前後(税抜)。
洗濯/乾燥容量が11kg/6kgのドラム式洗濯乾燥機。独自の温度コントロールによる「温水泡洗浄」機能を備え、皮脂汚れや黄ばみも防ぐ「約40℃においスッキリコース」や、約420分の運転で一度ついた黄ばみも落とす「約40℃つけおきコース」、約65℃の温風で生きたダニを90分高温加熱し、その後の洗浄でダニの死がいやフンなどのアレル物質を洗い流す「ダニバスターコース」などを搭載した高機能モデル。
新製品では、業界で初めてとなる液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を搭載した。本体にあらかじめ一定量の洗剤や柔軟剤をまとめて投入しておくことで、毎回の洗濯時に布量を検知して、洗剤や柔軟剤を自動で投入するというもの。
洗剤や柔軟剤を毎回、計量、投入する必要がないため、時間の短縮に繋がるという。洗剤の銘柄はスマートフォンのアプリから設定できるほか、本体で洗剤量を設定することもできる。
自動投入タンク容量は、洗剤側が約870ml、柔軟剤側が約580ml。
パナソニックでは、同機能を搭載した縦型洗濯乾燥機を2011年にも発売していたが、洗剤の粘度や繰り返し投入することによるばらつきが多いなど、課題があり、それ以降の機種には搭載していない。
今回新たに自動投入機能を搭載するにあたり、同社では、市販されている50種類以上の液体洗剤を測定。製品ごとの粘度の差や、計量の違いなどを試験した。
洗剤の投入には、ピストンポンプを採用。注射器のように洗剤を吸引・吐出を繰り返すシンプルな構造だが、繰り返し信頼性試験を行なったことで、正確な計量、投入が可能になったという。
外から運転・予約ができる「スマホで洗濯」
スマートフォンのアプリとも連携する。専用アプリ「スマホで洗濯」では、外から運転開始や、予約などの操作ができるほか、洗濯終了などを知らせる機能、洗剤や柔軟剤の銘柄を簡単に設定できる機能を備える。
外から予約できる機能では、洗濯・乾燥運転の完了時間を簡単に設定できるため、帰宅時間に合わせて完了時間を設定できるほか、帰宅時間が遅くなった時など、時間の変更も簡単にできる。
そのほか、便利な機能として、除菌や消臭に効果があるパナソニック独自の「ナノイーX」を搭載する。花粉を約1時間で抑制する「花粉ケアコース」や、遠隔運転や、予約運転時に洗濯槽に洗濯物を入れっぱなしの時でもニオイを抑える「洗濯かごモード(遠隔・予約運転時)」を新たに搭載したほか、水洗いできないものの除菌や消臭できるコースや、皮脂汚れを落ちやすくするコース、槽の黒カビ発生を抑えるコースなども備える。
本体サイズは、639×722×1,058mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約79kg。カラーはノーブルシャンパンとクリスタルホワイトの2色。