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パナソニック、液体洗剤を自動投入してくれる同社初の縦型洗濯乾燥機
2019年5月8日 15:28
パナソニックは、洗剤・柔軟剤の自動投入機能を搭載した、同社初の縦型洗濯乾燥機3機種を6月25日に発売する。洗濯/乾燥容量が10kg/5kgの「NA-FW100K7」、9kg/4.5kg「NA-FW90K7」、8kg/4.5kg「NA-FW80K7」をラインナップし、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、23万円前後、22万円前後、21万円前後(税抜)。
液体洗剤と柔軟剤の自動投入機能を搭載した、同社初の縦型洗濯乾燥機。あらかじめタンクに洗剤をまとめて入れておけば、洗濯のたびに洗剤を自動計量して投入してくれる。タンク容量は、液体洗剤が約390ml、柔軟剤が約490mlで、濃縮液体洗剤・柔軟剤の詰替え用パウチが1本分入るサイズとしている。タンクには目盛り付きの窓があり、残量は一目で確認可能。
同社は2017年8月に、業界で初めてななめドラム洗濯乾燥機に「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能を搭載。購入者の約83%が同機能に満足と回答しており、高く評価されているという。今回新たに縦型洗濯乾燥機に搭載し、さらに容量違いで3タイプをラインナップすることで、より多くの人に洗濯の負担軽減を提案するとしている。
今回搭載した自動投入機能は、ななめドラム洗濯乾燥機と同様の「ピストンポンプ式」を採用。洗剤の銘柄や温度環境などによる粘度の違いにも対応し、さまざまな環境下においても適量を投入できるという。洗剤・柔軟剤の入れ過ぎや不足も防ぐとしている。
洗浄機能では、泡立てた洗剤液を衣類に浸透させて洗う独自の「泡洗浄」を搭載。衣類をしっかり撹拌させる「パワフル立体水流」との相乗効果で、高い洗浄力を実現するという。
このほか、温風で約40℃まで衣類を加熱して汚れを効果的に落とす「温風つけおきコース」、軽い汚れの化繊衣類を洗濯から乾燥まで約60分で終了する「化繊60分コース」(容量0.6kgまで)、「ダニバスターコース」などを用意する。なお温水洗浄やナノイー機能は非搭載。
本体デザインにもこだわり、光沢感のあるガラストップのふたを採用し、空間に調和するという。傷も付きにくく、凹凸を抑えたフレームレスで手入れも楽にできるとしている。
いずれも本体サイズは、599×664×1,089mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約51kg。カラーは、NA-FW100K7がシャンパンとホワイトの2色。NA-FW90K7がブラウン。NA-FW80K7がホワイト。
洗剤自動投入を省略モデル2機種
このほか、洗濯自動投入機能を省略した、縦型洗濯乾燥機2機種も同時に発売する。洗濯/乾燥容量が12kg/6kgの「NA-FW120V2」と、8kg/4.5kgの「NA-FD80H7」をラインナップし、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、26万円前後、15万円前後(税抜)。
NA-FW120V2には、専用ヒーターで洗剤液を直接温めて洗う「温水泡洗浄W」を搭載。約40℃/約30℃/約15℃と充実した温水コースを用意する。黒カビを抑制する「ナノイー」槽クリーンも採用。
本体サイズは、643×672×1,073mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約58kg。カラーはシルバー。
NA-FD80H7には、油汚れや皮脂汚れに効果的な「温風つけおきコース」や、たっぷりの泡で洗う「泡洗浄」を搭載。
本体サイズは、599×648×1,071mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約47kg。カラーはシャンパン。