ニュース

富士通ゼネラル、冷房時の涼感のタイプが選べるルームエアコン「ノクリアX」

 富士通ゼネラルは、冷房運転時の体感温度に合わせて選べる2つのモードを搭載したルームエアコン「nocria(ノクリア)X」シリーズの2017年度モデルを12月17日に発売する。容量2.2kW~8.0kWの全8機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は、24万円~38万円前後(税抜)。

2017年度ルームエアコン「nocria(ノクリア)X」シリーズ

 独自の「デュアルブラスター」を搭載し、温度と速さが違う世界唯一の「ハイブリッド気流」を生み出すルームエアコン「ノクリア」の最上位シリーズ。冷暖房の気流を部屋全体に広げ、控えめな温度設定でも部屋全体を素早く快適にするという。

暖房時は、天井に吹き上がりがちな暖房気流を上から押さえる
冷房時は、室内気流の撹拌で冷気を室内に行きわたらせる

 新たに搭載されたのは、使う人の好みや生活シーンで選べる「涼感アップモード」と「涼感ソフトモード」。冷房運転開始時、まずデュアルブラスターの気流が冷気を撹拌し、設定温度まで下げた後、「涼感ソフトモード」では、デュアルブラスターの気流を水平に向けて冷気を引き上げる。それにより、遠くの人も近くの人もやさしい涼感が得られるという。

 一方の「涼感アップモード」では、設定温度到達後も、デュアルブラスターがやさしい風を吹き出すことで、設定温度が控えめでも、涼しさを感じることができるという。

 さらに、温度や湿度に応じて、自動で最適な運転をする「おまかせノクリア」機能を搭載。室内の高温・低温時に自動で冷房・暖房運転を開始する「毎日みまもりモード」と、一年中自動で快適な空調空間をつくり出す「毎日快適モード」がある。

 「毎日みまもりモード」では、部屋の温湿度を測定し、15℃以下になると自動で暖房運転を、31℃以上になると自動で冷房運転を開始する。一方の「毎日快適モード」では、外気温、室内温度に加え、室内湿度も測定し、冷暖房、再熱除湿、送風の中から自動で最適な運転をし、人の手をわずらわせることなく、一年中快適な空調空間を実現するという。

エアコンにおまかせの「毎日快適モード」

 なおいずれのモードも、一定期間ごとにフィルターの自動清掃を、冷暖房シーズン前には点検運転の音声案内を行なう。

 その他の特徴として、集じん力を持続するフィルター交換不要のプラズマ空気清浄機能、フィルター自動おそうじ機能、人の不在を検知し、自動で運転をセーブ&オフする「不在eco」などの機能を備える。

 機種名と価格の一例は、適用畳数6畳の「AS-X22G」が24万円前後、同14畳の「AS-X40G2」が30万円前後、同26畳の「AS-X80G2」が38万円前後(税抜)。