カデーニャ
旅行だけじゃない! 普段使いこそ便利なセルフィースティック(自撮り棒)
2018年7月6日 08:30
こんにちは。ビューティテックライターのすずまりです。
2017年に手に入れたグッズの中で、欠かせない存在になっているものが1つあるのでご紹介しましょう。それが「セルフィースティック」です。スマートフォンを固定して、自分から少し離れた位置から自撮りできるアレ。自撮り棒とも呼ばれていますね。観光地で外国人観光客が使っているのを見たことがある方もいらっしゃるでしょう。
1年間愛用しているセルフィースティック
あれって旅行用で、自分にはあまり関係ないものだと思っている人もいそう。でも、この1年間セルフィースティックを使い続けてみて、これがあるとスマートフォンの写真撮影がとても便利になるアイテムだとわかったのです。
コスメみたいなセルフィースティックがとても便利
私が持っているのは、「コスメセルカ棒」のホワイトです。中国製で、アジアのスマートフォンに精通している携帯ジャーナリストの山根康宏博士からいただいたもの。現在はプロ機材ドットコムさんでも取り扱っています。
使い続けられたセルフィースティックはこれが初めて。過去にノベルティのセルフィースティックを手に入れたことがあるんですが、ゴツゴツしているし、かさばるし、鞄の中にポンと入れて持ち歩ける感じがしなかったんです。
でも「コスメセルカ棒」は違いました。ちょっと化粧品をイメージさせるデザインでかわいらしく、ガジェット感もありません。ぱっと見、セルフィースティックとはわからないですね。スッキリまとまるので、鞄の中に入れていても他の荷物にひっかかることもなく、持ち運びやすいのが特徴です。
使うときはキャップをひっぱると、中からスティックがでてきます。先端のホルダーにスマートフォンを固定したら、イヤホン端子接続用のコネクタをスマートフォンのイヤホン端子につなぎます。これで準備完了。本体中央にボタンがついているので、あとはカメラを起動したらボタンを押すだけ。
セルフィーステックの中にはリモコンが付属しているものや、小さな三脚をつけて立てられるものもあるようです。私の「コスメセルカ棒」はケーブルをつないで、手に持って撮影するシンプルなタイプと言えます。
セルフィースティックを使うと友達と世界が広がる!?
セルフィースティックというからには、インカメラを使ったセルフィーに便利なわけです。特に自分しかいなくても自分と景色を両方撮影できますね。もう少し突き詰めると、大事なスマートフォンを赤の他人に預けなくて済むので安全ですし、自分が好きなタイミング、好きな構図で撮影できるというのもメリットです。人に頼むと失敗することが多いのが観光写真だったりしますから。
見上げることが多いのでアゴがすっきり見えますし、光を顔に当てられれば、スッキリ小顔の美肌に見える効果もあります。女性にはこれ大事!
でも使い続けているうちに、さらに2つのメリットがあることに気づきました。1つは自分の目線とは違う世界が撮れること。もう1つはコミュニケーションが促進できることです。
それまでは顔の前で構えるだけだったのに、自由な位置で撮れるんです。人だかりで何が起きているのかわからないとき、セルフィースティックを掲げるとメインカメラで向こう側が撮影できます。大勢人が集まった場所でも、高いところから撮れば大勢写せます。100名規模の人が集まるパーティでは、全体の様子を撮影するのにとても重宝しました。
スティックを短く縮めれば、通常の撮影にだって使えます。つまり、一本あればメインカメラでもインカメラのセルフィーでもどちらでも撮れるシーンが増えて、スマートフォンでの撮影がより楽しくなるのがセルフィースティックというわけです。
また、それまでは常に撮る側で、自分を撮ってもらえることはほとんどありませんでした。人の写真は山ほどあるのに、自分の写真がほとんどないというのは“写真好きあるある”です。しかし、セルフィーステックのおかげで、自分の写真が増えました。SNSのアルバムがとてもにぎやかになりましたし、一緒にワイワイ撮影したことで友達も増えました。
最近私の周りでは、私がセルフィースティックを取り出すとみんなが「そらきた!」とばかりに笑います。よくやるねえという笑いもあるようですが(笑) 「みんなで撮ろうよー」というと、笑顔で集まってきます。そう。セルフィースティックを使えば、よりたくさんの人の笑顔が撮れるんです。もうこれはコミュニケーションアイテムと言っても過言ではありません。
ただし、イヤホン端子でシャッターが切れない機種もあるようなので、購入前に試したほうがよさそう。また、セルフィーステックが使えない場所もあるようです。特に公共の場所ではよく確認するとともに、周りの迷惑にならないよう注意しましょう。
この記事は、2017年12月25日に「カデーニャ」で公開され、家電Watchへ移管されたものです。 |