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環境負荷の低い自然冷媒、光熱費も抑えるノーリツの給湯機
2025年6月24日 16:20
ノーリツは、自然冷媒ハイブリッド給湯機「HPHB R290」を11月4日から順次発売する。貯湯量は70Lと145Lの2タイプを用意し、価格は837,430円~995,500円。
自然冷媒R290を採用したハイブリッド給湯機。R290は、一般的な冷媒R32と比較して地球温暖化係数(GWP)が約1/38,550と極めて低く、冷媒回収が不要なことから、環境とユーザー双方への負担軽減を両立している。
お湯の使用パターンをAIが学習し、給湯負荷に応じて出力を自動可変する「新スマート制御」を新たに搭載。これにより光熱費・エネルギー消費・CO2排出量三面で効率的な運用が可能となったとする。
ヒートポンプユニットを小型化したほか、貯湯ユニットも軽量化。専用電源・基礎工事が不要なプラグインモデルも選択可能で、スペース制約のある住宅にも柔軟に対応できる。既存のノーリツ給湯器との組み合わせによる後付けアップグレードにも対応しており、買い替えだけでなく段階的な導入も視野に入る設計となっている。
このほか、気象情報と連動し、昼間の太陽光発電電力で自動沸き上げを行なう「おてんき自動貯湯モード」を備える。また、警報発令時に高温沸き上げを自動実行する「そなえ貯湯」や、停電・断水時の使い方を案内する「そなえアナウンス」などを用意する。