ミニレビュー
ミニベロe-bikeにRAM MOUNTSを装着。工具不要でスマホやGoProを頑丈に固定できた
2022年7月5日 08:05
RAM MOUNTS(ラムマウント)用の気になるパーツを見つけました。「ラムマウント タフストラップベース 1インチボール RAP-B-460U」というパーツで、自転車でラムマウントを使うためのベースパーツです。
さっそく使ってみましたが、これはイイ感じ♪ RAM MOUNTSからはほかにも多数のベースパーツが出ていて、自転車に対応しているものもあります。ですが、この「ラムマウント タフストラップベース 1インチボール RAP-B-460U」は着脱が容易で、取り付けた状態も小さくシンプル。場所を取らず容易に使えて、自転車用RAM MOUNTSベースパーツとしてはかなり秀逸だと思います。
……でも、いきなりこのパーツを見せられてベースだのアームだの言われても「?」と困惑する方もあるかもしれません。なので、まずはRAM MOUNTSについて少々ご説明を。
RAM MOUNTSって、なんだ?
RAM MOUNTSは、パーツを組み合わせることでさまざまな機器を「どこかに固定」することができるマウントシステムです。基本的に3つのパーツから構成されています。それぞれ、機器を固定するための「マウントパーツ」、機器の向きを変えるための「アームパーツ」、車両などに固定するための「ベースパーツ」です。各パーツは、基本的にはボール状の関節で接続されます。
マウントパーツ/アームパーツ/ベースパーツとも、多種多様なものが用意されています。RAM MOUNTSで固定できない機器はないんじゃないのか? というほど。また、あらかじめ各パーツを組み合わせたセット品もあります。
RAM MOUNTSは、パーツの組み合わせで用途にピッタリとマッチしたマウントを構成できるわけですが、固定力の強さにも定評があります。アームパーツのノブを回して締めていくとボールが強く挟まれて動きが固定できますが、簡単に締められるわりにはびくともしないというほど強固に固定されます。
基本的には関節部分がボール状になっています。そして、このボール状の部分のサイズは、支える機器などの重さに応じて大きさが違います。直径1インチ、直径1.5インチ、直径2.25インチの3種類があり、それぞれの目安耐荷重は、約0.9kg、約1.8kg、約2.7kgとなっています。なお、ボールサイズ毎に各パーツが用意されており、違うボールサイズのパーツには互換性がありませんので要注意です。
RAM MOUNTSの特徴として、その堅牢さもあります。ゴツくて大きめのマウントシステムではありますが、非常に頑丈。筆者はもう20年以上もRAM MOUNTSの各パーツを使っていますが、パーツが壊れたということがほとんどありません。堅牢性に優れ安心して使えつつ非常に長持ちするのは、RAM MOUNTSの大きな良さです。
工具不要の自転車ハンドル用ベースパーツ
RAM MOUNTSをひととおりご説明したところで、先ほどの「ラムマウント タフストラップベース 1インチボール RAP-B-460U」について。どんなモノで、どんな感じで使えるのかを見ていきましょう。
こんな感じで取り付け完了。また、一度ベースパーツを取り付けてしまえば、アームパーツやマウントパーツを換えるだけで、いろいろな機器を自転車へ固定できるようになります。マウントシステムとして非常に汎用性が高いRAM MOUNTS。興味があればぜひチェックしてみてください。