やじうまミニレビュー
“スマートウォッチ型”活動量計「Fitbit Blaze」と「ポケモンGo」で健康ライフをゲットだぜ!
2016年7月28日 07:30
先日、本サイトでリストバンド型のウェアラブルガジェット「Fitbit Alta」を紹介した。そのFitbitから新たに“スマートウォッチ型”活動量計「Fitbit Blaze」がリリースされた。Altaとの大きな違いは、胸ストラップを必要としない心拍計と、大きめのカラータッチスクリーンが搭載されたことだ。
心拍計内蔵の活動量計は、「Apple Watch」のビッグウェーブ(?)に乗り遅れた筆者にとって待ち望んでいたアイテム。かつ2万円台で購入できる価格帯も好印象で、即購入を決めた。レクタングルテイストの角張ったデザインはスタイリッシュな雰囲気を醸しだしており、スマートウォッチの名にふさわしく身に付けているだけで賢くなった気分になれる。まあ賢いのはBlazeだけだが……。とにかく1カ月ほど使用してみたが、今のところとても使い勝手がよく、フィットネス寄りのスマートウォッチという印象だ。
メーカー名 | Fitbit |
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製品名 | Fitbit Blaze |
実売価格 | 26,297円 |
タッチパネルで操作できるスマートウォッチの機能性能をチェック!
タッチパネルは反応がよく、ストレスは一切ない。機能は、基本の時計画面/1日のアクティビティの確認画面/マルチスポーツに対応したエクササイズ(キックボクシングにも対応するようになった!)/3種類のトレーニングをプログラムで指示してくれる「FitStar」/ストップウォッチとカウントダウン機能を備えた「タイマー」/振動で朝の目覚まし代わりをしてくれる「アラーム」と、「設定」とで構成されている。
また、時計の左右側面には物理ボタンも。画面オフ状態から、どのボタンを押してもオンに切り替わる。右上部のボタンは長押しすると、スマホの音楽コントロール画面に切り替わり、タッチパネルで曲の再生/停止/次曲/前曲と操作できる。また、再度ボタンを長押しすればボリュームもコントロール可能だ。満員電車など、スマホをいちいち取り出すのが面倒なシーンで活躍してくれる。
カスタマイズ性の高いデザインは、シーンを選ばず使える
実はこのBlaze、パーツをバラバラに分解できる。バンド/ディスプレイ/ディスプレイカバーの3種類だ。この状態にしないと充電できないのが、ちょっとだけ手間。しかし、Alta同様にバッテリーの持ちは優秀で、満充電で4~5日間は安心して使える。
バンドの種類は豊富だ。オーソドックスな耐久性のあるゴムっぽい素材は「ブラック/ブルー/プラム」の3色。ファッション性が高いレザーバンドは、「ブラック/キャメル/ミスト」と同じく3色。このほか、高級感のあるステンレス製バンドを用意する。それぞれ別々に購入でき、“トレーニング用はゴムバンド”、“スーツ着用時はレザーに”などと使い分けられ、「あれ? また時計変えた?」と、1つの時計でさまざまに印象を変えられる。
とにかくいろいろなスポーツで運動状況を“見える化”
Blazeはスマートウォッチといえども、Apple Watchのようにアプリをインストールするようなカスタマイズはできない。あくまでフィットネスを中心とした機能が充実している時計だ。というわけで、今回も運動してきましたよ。
1.ランニング
とりあえず3kmほど走ってみた。最初にGPSと連動するためにスマホへのアクセス許可を求められるので、設定しておけば消費カロリー数がより正確になる。
それと、ここで活躍するのが心拍数の機能だ。心拍トレーニングを活用し、脂肪燃焼の最も効率的なゾーンでランニングしよう。モニターの色で心拍数がどれくらいなのかを視覚的に把握できる。青→黄→緑→赤の順番に心拍数が高くなっているのを知らせてくれる。
実はこれ、精神状態も少しトレースしているので、興奮している時などは心拍数が上がり緑や赤になる。重要なプレゼン前などにBlazeを見ると「くくく、お前いま緊張しているだろう?」と言われているようで、ちょっと腹が立つ。
2.ポケモンGo
はい、世界中でブームを巻き起こしているアプリですね。リアルな地図情報とゲームの世界をリンクさせて、ポケモンをゲットしていくわけだ。これはウォーキング効果が得られると思い試してみたが、思いの外すごい結果が……。
とりあえずポケモン探しながら、フラフラと河川敷を2km歩いてみたところ、6匹もゲットするという結果が! ……いや違った、なんと5,000歩も歩いていた。もしかするとポケモン探しに没頭するあまり競歩みたいになっていのかも(笑)。これは筆者の1日平均1万歩の半分だ。たった2kmでこの結果とは、恐るべしPokemon Go。
だけど、ニュース等でも言われているように歩きスマホは超危険。スマホはポケットにしまい、反応があったら立ち止まるなど安全に配慮をした遊び方を心得ましょう。それこそ川に落ちでもしたら健康も何もあったもんじゃないし。
ただ、ポケモンGoの「もっと、もっと歩かなきゃ!」感は異常。もともとフィットネスとゲームというのは、非常に相性が良く、辛いトレーニングを何かの方法で楽しめるなら最高じゃないですか。だから筆者的には、ポケモンGoをウォーキングに取り入れるのはアリだと思いました。でもコラッタばかり出てくる!
3.釣り
堤防釣りにもBlazeをお供に。全然動かないので、結果はイマイチ。アクションは釣り竿振ったり、立ったり座ったりくらいだしな。一日のトータルで2,000kcal強だった。でも釣りに没頭していた分、食事量がいつもより少なかったので結果オーライ。
とまあ今回はこんな感じでBlazeを楽しんでみた。前述したポケモンGoしかり、ガジェットやアプリの力を借りてフィットネスにつなげるというのは、とても効果があると感じる。なぜなら運動は、その強度よりも“習慣化”が重要なわけで、運動不足だった生活を変えるきっかけになるだけでも、その時点で十分役に立っている。モチベーションをいかにキープするか、そこにガジェットによる“運動の見える化”を利用するかということ。
さてと、ポケモン探しに行きますか。