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ポラール、活動量計とリンクできる体重計を使ってダイエットをサポートするサービス

 ポラール・エレクトロ・ジャパンは、同社の手首型活動量計と連携できる体重計「Polar Balance体重計」を5月20日に発売する。価格は10,800円(税抜)。

Polar Balance体重計

 あわせて、目標体重に達成するための体重管理サービス「Polar Balance」を発表した。体重計・活動量計・アプリ・ウェブサービスを組み合わせて使用するもので、体重計と活動量計で算出した体重やアクティビティを基に、アプリが目標体重に達成するためのアドバイスをしてくれる。

 専用アプリ「Polar Flow」と、ウェブサービス「Polar Flow Balance」の月額利用料は無料。スマートフォンアプリは、AndroidおよびiOSともに対応する。

 体重計で測定できる項目は体重のみで、体脂肪などは計測不可。朝起きたときなど、規則的に計ることを推奨している。計測した体重のデータは、Bluetooth経由で活動量計に転送される。その後、活動量計からBluetoothを通してアプリにデータが転送され、体重や活動量などをスマートフォンやウェブサービスで確認できる仕組みとしている。

活動量計と体重計で計測したデータをもとに、目標体重に達成するためのアドバイスをしてくれる
体重計と活動量計をBluetoothでリンクさせた後、スマートフォンにデータを転送する

面倒な食事入力は不要。手軽にダイエットをサポート

 アプリではまず、目標体重や期間を設定し、4日分の体重と活動量が蓄積されると、目標を達成するために1日に必要な運動量や食事量のアドバイスが始まる。進捗具合によって目標値は日々更新されるため、パーソナライズされた目標活動量が反映される。また、アプリ内には体重メーターが表示され、ひと目で途中経過が確認できる。

 摂取カロリーの入力は不要。活動量(基礎代謝や歩数など)-体重の増減=摂取カロリーという独自の方式で算出しており、1日に食べたものなど、食事の入力をする必要がないため手軽に使用できるという。アプリから提案される毎日の運動量や食事量をクリアすることで、中長期的に無理のないダイエットを可能にする。

 なお、日々データを記録しないと過去の摂取カロリーが算出されず、運動量などのアドバイスが滞ってしまうため、継続して使用することが推奨されている。

アプリには体重メーターが表示される
目標を達成するために1日に必要な運動量や食事量をアドバイスしてくれる
活動量-体重の増減=摂取カロリーという独自の方式を採用。1日に食べたものを入力をする必要がない
BMI値なども確認可能

 Polar Balance体重計に対応する機器は活動量計「Loop」「Loop2」「Loop Crystal」「A300」「A360」「M400」「V800」。価格は10,800円~61,800円(税抜)。体重計1台につき最大7台の連携が可能。

 本体サイズは、315×315×25mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は1.8kg。電源は単四形アルカリ乾電池を3本使用。表示単位は0.1kg。最大計測重量は180kg。本体カラーは、ホワイトとブラックの2色。

同社の腕時計型の活動量計「A360」などに対応する
体重計の表示単位は0.1kg
カラーはホワイトとブラックの2色
単四形アルカリ乾電池を3本使用する

極端な設定はせず、無理なく健康的にダイエットをサポート

ポラール・エレクトロ・ジャパン 代表取締役 園部 英夫氏

 ポラール・エレクトロ・ジャパン 代表取締役 園部 英夫氏は、同サービスについて以下のように語った。

 「手軽に体重管理できるということがコンセプトになっています。ダイエットをする際に、食事の入力がめんどくさいなどの声が多くありますが、Polar Balanceはそういった煩わしさを解消しました。体重や活動量の結果を見て、アプリが食べることを減らすのか運動するのかを提案してくれます。また、1カ月で10kg減量するなど極端なダイエットはできない設定になっているので、無理なく健康的にダイエットをサポートします」

西村 夢音