家電製品ミニレビュー
グランピングの雰囲気を盛り上げてくれた「BALMUDA The Lantern」
2019年10月17日 00:00
独自の機能やデザインで、さまざまなヒット商品を生み出してきたバルミューダ。扇風機からトースターまで製品ジャンルは多岐に渡るが、最新作として本日10月17日に発売されたのがUSB充電式のLEDランタン「BALMUDA The Lantern」だ。発売に先駆け、山中湖でグランピングをした際に使ってみたので紹介しよう。
メーカー名 | バルミューダ |
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製品名 | BALMUDA The Lantern |
実売価格 | 15,180円 |
シンプルな照明器具なので、同梱品も充電用のACアダプターとUSBケーブルのみ。操作部もダイヤルのみで、ダイヤルを回すだけで電源のON/OFFと調光ができる。防滴・防塵性能はIP54相当だ。
調光は、暖色~温白色の光色変化を伴って無段階で行なえ、全光束は約195lm。LEDを上部に備え、上から下へ光を照射する構造を採用。食卓やテーブルに置いてもまぶしさを感じない。
ウッドデッキに映える! 十分な明るさで手元もはっきり
本体カラーはブラックとホワイトの2色あり、今回はブラックを使用。さっそくウッドデッキに持っていってみると、相性はかなり良い感じ。シンプルながらもデザイン性が高く、一緒にいた家族からも「映えるわ~~~」と好評だった。
日が暮れてバーベキューの開始とともに、ランタンの電源もONに。暖色~温白色に切り替えてみたが、肉を焼いたり食事をしているときは、最も明るい温白色がちょうど良かった。デッキには複数照明があるのだが、中央に置いたテーブルはどうしても暗くなってしまう。
しかしランタンを1つテーブルに置き、温白色にすれば周囲がはっきり明るくなる。手元の料理やグラスなども見えやすく、明かりがあるのとないのとでは快適性がかなり違った。
なおバッテリーはニッケル水素充電池で、容量は2,000mAh。連続使用時間は3~50時間。充電時間は約6時間。
ある程度食事を終えて、ゆっくり過ごすときは暖色が良い感じ。ギリギリまで明るさを絞った暖色はキャンドルのようにゆらめき、見ているだけで楽しい。普段は超インドアで、バーベキューは極力避けたいイベントなのだが、こういうグランピングなら私でも楽しめる……! と思えた。
卓上の明かりはなければないで過ごせてしまうが、おしゃれなランタンを1つ置くだけで雰囲気が変わる。もちろん、どんなランタンでもおしゃれな雰囲気を演出できる訳ではなく、デザインにもこだわっているBALMUDAだからこそだろう。
食卓や寝室に持ち運んで日常使いも
正直なところ、アウトドア用のランタンとしては値段が高い。だが、BALMUDA The Lanternは、アウトドアだけでなく室内のさまざまなシーンでの使用も想定しているという。
確かに、コードレスでこのデザインなら食卓のライトとしても良さそう。我が家はダイニングテーブルの近くに電源がなく、延長コードを使って食卓用のライトを点灯させているのだが、テーブルからコードがダラリと伸びているのがいつも気になっていた。コードレスのランタンなら電源を気にせず使えるし、就寝時には寝室に持ち運ぶのも良いだろう。
さまざまなシーンで使えるインテリア照明と考えたらコスパは高い。日常から週末のイベントまで、あらゆる場所で活躍が期待できるアイテムだ。