家電レビュー
いまスティック掃除機を買うなら、自動ゴミ収集機付きが断然おすすめ!
2023年5月16日 08:05
今回紹介するのは、シャーク(Shark)のコードレススティッククリーナー「EVOPOWER SYSTEM STD+」。トレンドの自動ゴミ収集機能を搭載していながら、実売で45,000円を切る価格で購入できるコスパに優れた製品です。
実際使ってみると、ゴミ捨ての必要がない、吸引力が持続する、ハンディクリーナーとしても便利に使えるなど、大満足の一台でした。スペースを取らずに置けるので、一人暮らしのおうちにもピッタリです。
ゴミ捨ては1カ月に1回だけ。お手入れがとにかく楽!
「EVOPOWER SYSTEM STD+」の一番の特徴はなんといっても、自動ゴミ収集機能がついていること。室内を掃除し終わったあと、クリーナーをドックに戻すとその度に、本体ダストボックスに溜まったゴミを自動的に収集してくれます。
これ、初めて見た時は正直感動しました! 集めたゴミが一瞬で吸い込まれていって、ダストボックスの中には何も残っていない状態になるんです。
ちなみに、ゴミが吸い込まれるときの音はかなり大きめで初めて使ったときはびっくりしました。「自動ゴミ収集停止ボタン」もついているので、ゴミの量が少ないときや夜間などは、自動ゴミ収集をオフにすることもできます。
吸い込まれたゴミは、充電ドックに備えられた「自動ゴミ収集ドック」に集められます。約30日分のゴミが溜めておけるたっぷりサイズでゴミ捨て頻度は約1カ月に1回だけ。
「ゴミを溜めておくことに抵抗を感じる」という方もいらっしゃるかもしれませんが、ゴミ収集ドッグにはHEPAフィルターも搭載されていて、細かいホコリやアレルゲンをしっかり閉じ込めておいてくれます。
これまで使う度に発生していた掃除機のゴミ捨ての手間から解放されるのが何より嬉しい! ダストボックスが毎回キレイなので、吸引力も落ちません。
使い勝手も◎大きめのゴミも残さず吸い取ります
掃除機としての使い勝手もバッチリです。本体重量1.9kgで軽くて扱いやすいのはもちろん、ヘッドが左右にスッと回転してくれて、取り回ししやすかったです。
髪の毛が絡みにくく、大きなゴミまでパワフルに吸い込む「ブラシレスパワーフィン」を採用していて、お手入れも楽ちん。
カーペットに絡みついた毛なども残さず強力に吸い取ってくれるので、ペットのいるご家庭にもおすすめです。
ハンディクリーナーとしての使い勝手が超優秀
シャークのスティッククリーナーのもうひとつの特徴が、ハンディクリーナーとしても使える点。
シャークはアメリカの家電メーカーで、数年前に日本に上陸しましたが、その時最初に売り出したのが吸引力に優れた「ハンディクリーナー」でした。ハンディクリーナーの販売台数が日本市場で一位になったこともあるほどの人気製品です。
その使い勝手は、スティッククリーナーと一体化していても健在。左右に備えられているボタンを押すだけで、サッとハンディクリーナーに切り替わります。家具の間の狭い場所や棚の上のホコリなどスティッククリーナーでは掃除しにくい場所もしっかりカバーしてくれます。
「ブラシ付き隙間用ノズル」「マルチノズル」「布団ノズル」などの便利なアタッチメントも付属します。個人的に愛用しているのは「布団ノズル」。ベッドやソファなど布製品の表面についた細かなホコリまで残さず吸い取ってくれます。
全体が白でスッキリとしたデザインなのもお気に入りポイント。リビングなどに置いておいても違和感なく使えます。
上位モデルと比べても使い勝手は十分! コスパ高めの一台です
シャークでは、自動ゴミ収集機能を搭載したハイエンドモデル「Shark EVOPOWER SYSTEM iQ+」(実売約80,000円)も展開していますが、使い勝手としては「EVOPOWER SYSTEM STD+」でも十分!
ゴミの量を検知して、吸引力を自動で調整する機能やヘッドのLEDライト機能、パイプが折れ曲がるFLEX機能など、いくつかの機能が省略されていますが、正直STDで満足しちゃっています。
大きな違いとしては、吸引力はiQ+のほうが上。床に吸い付くような吸引力を備えています。また iQ+には、予備用バッテリーも搭載されているので、バッテリーを付け替えることで最大50分ほど(コードレススティック使用時)の連続使用が可能となります。大きな家に住んでいて、バッテリー切れが心配な方や吸引力の強さを求める方はiQ+がおすすめです。
ただ、一般的なおうちに住んでいる方、特にフローリングが中心のお家であれば、STD+で十分! 1カ月ゴミ捨てなしの快適なお掃除ライフが送れます。自動ゴミ収集機能を搭載した掃除機としては、コスパに優れた一台です。毎回のゴミ捨て作業から解放されたいという方はぜひご検討ください。