家電レビュー
ダイソン掃除機のフィルターを1年放置したらヤバいことになっていた
2022年12月28日 07:05
我が家ではメインの掃除をロボット掃除機に任せているのですが、ちょっと気になる汚れや家具の隙間掃除にはスティック掃除機を使っています。しかし使用頻度が低いので、ダストカップのゴミ捨てやフィルター掃除の手入れが疎かになっていました。
使用機種はダイソンの「Dyson V11」。説明書を読むと、フィルター掃除頻度の目安は月に1回となっています。ロボット掃除機を併用していたので、V11のフィルター掃除は月1回もせず、1年くらい掃除をしていないことに気が付きました。
恥ずかしながら、フィルター掃除のサインも表示されるようになっていたのですが、使用頻度も低いし面倒だったこともあり2カ月ほど放置していました。ですがある日、さすがに掃除しなきゃなと思いフィルターを外してみたら悲劇が起こりました。フィルターを外した瞬間、ブファッッと、かなりの量の細かいホコリが舞ったのです。
フィルターにはホコリがびっしり……。細かいホコリは床に落ち、周囲が悲惨な状況になりました。完全に自業自得です。言い訳にはなりますが、スティック掃除機をメインで使っていたときは、月1でフィルター掃除をしていました。そのときはあまり汚れることがなかったので、お手入れサインが表示されていても、そんなに汚れてないでしょ~と楽観的に考えていたのです。
何年も家電 Watchに所属していながらこの惨状は恥ずかしい限りですが、フィルター掃除サインを無視して使っていると大変なことになると、身を以て実感しました。
ダイソンの掃除機は、水洗いできるパーツとそうでないパーツがあり、どこを水洗いしていいのか毎度忘れるので、これを機におさらいしたいと思います。
製品によってパーツは微妙に異なるので詳細は説明書を確認するのが一番ですが、今回は「Dyson V11 フラフィプラス」をベースに紹介します。
フィルターと回転ブラシは水洗い可
V11で水洗いできるのは、フィルターユニットとフラフィクリーナーヘッドの回転ブラシ2本。水洗い後は24時間以上、風通しの良いところで乾燥させます。
フィルターユニットは、本体の紫色のパーツが該当部分で、ここを反時計回りにねじると取り外せます。ビニール袋の上などで軽くはたいてホコリを落としたら、冷水で洗います。洗剤などは使用できません。
フィルターユニットはこれ以上分解する必要はなく、水に濡れてはいけない部分もないので、内側・外側ともに洗いましょう。ダイソン公式の動画がわかりやすいです。すすいだ水がキレイになるまで洗ったら乾かし、完全に乾いたら再び掃除機に取り付けて完了です。
ヘッドの回転ブラシは、コインを使ってクリーナーヘッドのロックを解除し、回転ブラシを外します。こちらも冷水で洗ったら24時間以上乾かします。
回転ブラシはそこまで汚れていなかったのですが、ブラシを外すとヘッド側に結構ホコリが溜まっており、こちらも定期的に手入れをしないといけないなと思いました。
なお、「Dyson V11 フラフィプラス」の場合、ゴミが溜まるクリアビン(ダストカップ)は水洗いできません。クリアビンのゴミを捨てるときに、ここが一番細かいホコリなどの付着が気になります。
手入れをしたい場合は湿った布で拭くよう、説明書に記載されていました。クリアビンを再び取り付ける際は、クリアビンとゴムパーツが完全に乾燥していることを確認しましょう。
掃除機はお手入れせず放置していると性能にも影響が出ます。年末の大掃除とともに、掃除機自体の大掃除もぜひしてみてください。