今日のうまい!
長野ご当地スーパー「ツルヤ」で発見! 夏にぴったりの食品&飲料5選
2025年8月11日 09:05
長野県のご当地スーパー「ツルヤ(TSURUYA)」は、プライベートブランド(PB)商品が充実しており、ラインナップが豊富です。県内在住の筆者も日常的にツルヤを利用していますが、来店のたびに新しい発見があると言っていいくらい、バラエティ豊かなPB商品に驚かされています。
今回はツルヤPBの多彩な商品の中から、筆者おすすめの夏にうってつけのグルメな逸品を5つ紹介します。なお下記の価格は、すべて店頭での1個あたりの価格です(通販では複数個での販売になります)。
赤城乳業とのコラボ商品「りんごバターアイスクリーム」
夏に食べたくなるひんやりスイーツの代表格といえば、アイスクリーム。ツルヤのPB商品にはカップタイプの「りんごバターアイスクリーム」(120ml)がラインナップします。価格は150円。
りんごバターアイスクリームは、“ガリガリ君”で知られる赤城乳業とのコラボ商品。北海道産発酵バターを使用した濃厚アイスクリームに、シャキシャキと歯ごたえの良いりんご果肉入りのソースがミックスされています。
バターが使われているので、味がこってりしていそうなイメージでしたが、実際に食べてみると濃厚ではあるものの、くどさはなく、ふんわりとした口あたり。アイスクリーム用スプーンがスーッと入る、なめらかアイスクリームでした。アイスに混ぜ込まれたシャキシャキのりんごの果肉もさっぱりしていておいしかったです。
なお、本品は、正真正銘の“アイスクリーム”です。アイスクリーム類は、原料に含まれる乳成分の量により、アイスクリーム(乳固形分15%以上、うち乳脂肪分8%以上)、アイスミルク(乳固形分10%以上、うち乳脂肪分3%以上)、ラクトアイス(乳固形分3%以上)の3つに分類されます。
本品の乳脂肪分は8.7%。植物性油脂は添加されておらず、れっきとしたアイスクリームであるのもポイントが高いです。
そのまま食べるほか、トースト、パンケーキ、アップルパイに添えるなどのアレンジを楽しむのもおすすめ。
後味さわやか「信州りんご100%スパークリングジュース」
暑い日に無性に飲みたくなるのが炭酸飲料です。ツルヤでは、夏にぴったりのオリジナル炭酸飲料も取り揃えています。それが、長野県産りんごを使用した、「信州りんご100%スパークリングジュース」(270ml)です。価格は258円。
本品は、信州産りんごの混濁果汁100%が使われている、さわやかなスパークリングジュース。混濁果汁とは果物を搾ったそのままの果汁であり、微細な食物繊維が残った状態のため、濁っているのが特徴です。固形成分が残っている分、りんご本来の風味や香りが強く、爽快な炭酸とジューシーな果実感を存分に味わえます。
砂糖および香料は不使用。実際に飲んでみるとしっかり甘さがあるので、りんごだけでこんなに甘みがあるのかと驚きました。かといってくどくなく、後味さわやかです。
夏バテ解消に! 飲む酢「信州りんごの酢」
夏は食欲が減退したり、体調がすぐれなかったり、といったことが起こりがちです。こうした夏バテを解消するのに、お酢が役立つという話を耳にしますが、体に良いとはいえ、そのまま飲むのはなかなか厳しいもの。
そんなときにはお酢を手軽に摂取できる“飲む酢”がおすすめです。ツルヤPBにも“飲む酢”シリーズがあり、信州りんごの酢、黒酢と信州りんごの酢、ざくろと信州りんごの酢、黒ぶどうの酢など4種をラインナップ。中でも筆者のお気に入りは、飲む酢「信州りんごの酢」(500ml)です。価格は538円。
「信州りんごの酢」は、香料や甘味料などの添加物が一切使われておらず、信州産のりんごの果汁だけでつくられたもの。お酢なので、やはり酸味は強いですが、りんごのフルーティーな香りがさわやかで、比較的飲みやすいのが特徴です。
本品は3倍希釈用のため、水、炭酸水、牛乳などで薄めて飲用します。暑い日に飲むなら、なんといっても炭酸割りがおすすめ。酸味強めの、炭酸入りりんごドリンクが簡単にできあがり、おいしく飲めます。なお、ヨーグルトやアイスクリームなどに原液のままかけるという使い方もできます。
さらに、本品はドレッシングやマリネ液の調味料に活用することも可能。実際に本品を使ってマリネを作ったところ、やや甘めの味つけになったものの、すっきりとさわやかな味わいに仕上がりました。食欲が落ちていたのですが、さっぱりしていたので、つい食べ過ぎてしまったほどでした。水や炭酸水で割って飲むだけでなく、料理にも活用できるのがうれしいポイントです。
果肉たっぷり! ツルヤプレミアム「信州完熟ふじりんごのコンフィチュール」
信州産りんごを使ったツルヤPBでもうひとつおすすめしたい商品が、ツルヤプレミアム「信州完熟ふじりんごのコンフィチュール」(150g)です。価格は430円。
本品はツルヤPBのラインナップの中でも、ワンランク上に格付けされる“ツルヤプレミアム”商品のひとつ。使用する原料はもちろん、製法、食感、香りにいたるまで、クオリティにとことんこだわった逸品です。
“コンフィチュール”とは、果物を砂糖で煮詰めた保存食のこと。作り方も見た目もジャムに似ていますが、コンフィチュールは果肉をできるだけ残す、ジャムよりも低糖度、といった点で異なります。
「信州完熟ふじりんごのコンフィチュール」は、まさにそのとおり、細かくカットされた果肉がたっぷり入っていて、りんごジャムとは異なる、シャキシャキとした食感を楽しめます。
味見をしてみると、甘さは控えめで、すりおろしりんごを食べているような感じに近いと思いました。りんごのフルーティーでさわやかな果実感たっぷりで、素材本来の風味を存分に味わえるのが魅力です。
ジャムのようにトーストにつける、紅茶に加える、手作りスイーツの材料にするなど、さまざまな使い方ができるのもコンフィチュールの良いところ。特にプレーンヨーグルトとの相性が良く、たっぷりトッピングすると、おいしく食べられます。
「信州完熟りんごのコンフィチュール」には、本品(プレーン)のほか、ラムレーズンを加えたもの、シナモンを加えたものなど、フレーバー違いも販売されています。
ピリ辛&ツンと香る! デリシャスディップソース「信州わさびマヨ風」
甘いドリンクやスイーツが苦手な人には、ツルヤのデリシャスディップソース「信州わさびマヨ風」(200ml)がおすすめ。価格は322円。
ディップソースなので、お好みの野菜につけてもおいしく食べられますが、本品はドレッシングのようにかけて使えるのも特徴です。夏野菜の定番“きゅうり”とちくわを食べやすい大きさにカットして本品をかけるだけで、お酒のお供にもぴったりな一品が完成します。
実際に食べてみると、“わさび”の名を冠しているとおり、マイルドなソースの中にも、ツンとしたさわやかなわさびの香りをしっかり感じられて、おいしかったです。信州産茎わさびが使われており、独特の歯ごたえと、ピリッとした辛味を楽しめるのも良いと思いました。
ツルヤのデリシャスディップソースには、信州わさびマヨ風のほか、信州味噌マヨ風、バーニャカウダ風、シーザーサラダ、焙煎ナッツ、焙煎ごまのたれなどの種類もあります。
今回紹介したツルヤのPB商品は、複数個での販売にはなりますが、公式オンラインストアでお取り寄せも可能です(一部除く)。ほかにもまだまだ種類があるので、興味がある人はぜひツルヤオンラインストアのサイトにアクセスしてください。